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Vingroupが2020年通期の業績を発表、Vsmartはベトナムでトップ3に



ベトナムのVingroupは2020年通期の業績を発表した。

2020年12月31日に終了した12ヶ月間となる2020年通期の連結売上高は前年同期比34.3%増の137兆3,500億ベトナムドン(約6,289億790万円)、EBITDAは前年同期比2.6%減の35兆8,350億ベトナムドン(約1,639億3,213万円)、当期純利益は前年同期比43.1%減の4兆3,880億ベトナムドン(約200億7,054万円)となった。

2020年通期の業績の発表に伴い分野別の業績も公表している。

携帯端末事業などを含む工業分野の売上高は前年同期比95.7%増の18兆70億ベトナムドン(約823億7,550万円)となり、前年同期比で大幅に成長した。

工業分野は全体の13.1%にとどまるが、Vingroupの業績報告における分野区分を基準にすると、6分野のうち2番目に規模が大きい分野となっている。

Vingroupは子会社を通じて工業分野の事業を展開しており、工業分野の事業を担当する主要企業はベトナムのVINFAST Trading and Productionおよび同国のVinSmart research and manufactureである。

VINFAST Trading and Productionは自動車事業を主要事業としており、VinSmart research and manufactureは携帯端末事業を主要事業とする。

VinSmart research and manufactureはVsmartの商標を使用してスマートフォンをはじめとする携帯端末の企画、設計開発、製造、販売などを行うが、スマートテレビなど携帯端末以外の事業にも進出して事業規模を拡大している。

2020年12月31日に終了した3ヶ月間となる2020年第4四半期におけるVinSmart research and manufactureの主な実績も公表しており、ベトナムでは195万台のスマートフォンを販売してブランド別の占有率で3位に入った。

また、米国では2020年に締結した受託製造契約に基づき米国の通信事業者に130万台のスマートフォンを輸出および納入した。

Vingroupとしては納入先の通信事業者は公表していないが、納入先は米国のAT&Tの完全子会社で同国の移動体通信事業者であるAT&T MobilityおよびAT&Tの完全子会社で同国の仮想移動体通信事業者(MVNO)であるCricket Wirelessであることが判明している。

VinSmart research and manufactureの携帯端末事業に関しては2021年の目標も案内しており、ベトナムでは販売台数で3位以内を維持することを目標とする。

Vingroup

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