ワイモバイル、5Gを提供開始
- 2021年02月18日
- SoftBank-総合, Y!mobile
SoftBank Corp.および同社の連結子会社であるWILLCOM OKINAWA (ウィルコム沖縄)はY!mobileの携帯通信サービスで第5世代移動通信システム(5G)の提供を開始した。
Y!mobileでは2021年2月18日より高速な通信を実現できる5Gを提供している。
5Gは2021年2月18日に提供を開始した新たな料金プランであるシンプルS、シンプルM、シンプルLで利用できる。
また、2021年2月17日をもって新規受付を終了した料金プランであるスマホベーシックプランS、スマホベーシックプランM、スマホベーシックプランRでは2021年2月18日以降順次、追加料金なしで5Gの利用が可能となる。
Y!mobileではSoftBank Corp.が提供するSoftBankと共通のネットワークを使用しており、5Gの無線方式および周波数もSoftBankと共通である。
5Gの無線方式は5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を採用している。
周波数は5G向けに割当を受けた3.7GHz帯に加えて第4世代移動通信システム(4G)向けの700MHz帯、1.7GHz帯、3.4GHz帯も使用する。
700MHz帯、1.7GHz帯、3.4GHz帯は4GのLTE方式で使用しているが、NR方式を順次導入することになる。
2021年3月下旬以降には28GHz帯の使用も正式に開始する見込みである。
NR Bandは700MHz帯がFR1のn28、1.7GHz帯がFR1のn3、3.4GHz帯および3.7GHz帯がFR1のn77、28GHz帯がFR2のn257となっている。
5Gの提供の開始に伴いY!mobileとしても3.7GHz帯を使用した5Gの提供エリアを公開した。
5Gを利用するためには5Gに対応した機種が必要で、Y!mobileでは5Gに対応した機種として米国のApple製のiPhone 12およびiPhone 12 miniを2021年2月26日に発売することが決定している。
iPhone 12およびiPhone 12 miniでは3.7GHz帯の5Gを利用できるが、ソフトウェアのアップデートによって700MHz帯、1.7GHz帯、3.4GHz帯の5Gにも対応する予定である。
iPhone 12またはiPhone 12 miniを利用する場合、Y!mobileの5Gにおける通信速度の理論値は下り最大2.4Gbps/上り最大103Mbpsとなる。
ただ、実際の通信速度は通信環境に応じて変動することを留意しておきたい。
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