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徳島県が4.8GHz帯のローカル5G無線局免許を取得、自治体では全国初



徳島県はサブ6GHz帯の周波数である4.8GHz帯を使用したローカル5Gの無線局免許を取得したと発表した。

2021年2月26日付けで総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の四国総合通信局より4.8GHz帯を使用したローカル5Gの無線局免許を取得したという。

2021年2月26日には免許交付式も開催しており、免許交付式はオンラインを通じて行われた。

これまでに、徳島県はミリ波(mmWave)の周波数である28GHz帯を使用したローカル5Gの無線局免許を取得を取得しているが、4.8GHz帯を使用したローカル5Gの無線局免許の取得は初めてである。

また、自治体が4.8GHz帯を使用したローカル5Gの無線局免許を取得した事例は日本全国で初めてと案内している。

ローカル5Gの通信方式は第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定されたNR方式を導入および運用する。

NR Bandは4.5GHz帯がFR1のn79で、28GHz帯がFR2のn257となる。

n79は世界的には4.5GHz帯と呼称されることが多いが、日本では周波数範囲に応じて4.5GHz帯や4.8GHz帯など呼称を分けている。

4.8GHz帯を使用したローカル5Gの基地局の設置場所は徳島県名西郡石井町に所在する徳島県立農林水産総合技術支援センターである。

徳島県立農林水産総合技術支援センターではスマート農業の支援にローカル5Gを活用する計画という。

徳島県はほかの用途でもローカル5Gを活用するためにローカル5Gの無線局免許を順次申請する方針を示している。

すでに徳島県が取得した28GHz帯を使用したローカル5Gの無線局免許は2局で、いずれも2020年9月24日に無線局免許を取得した。

基地局の設置場所は徳島県徳島市に所在する徳島県万代庁舎および徳島県立テクノスクールとなっている。

総務省は2019年12月24日よりローカル5Gの無線局免許の申請を受け付けているが、当初は対象の周波数が28GHz帯の28200~28300MHzに限られていた。

2020年12月18日からは4.8GHz帯を含めた4600~4900MHzおよび28GHz帯の28300~29100MHzを使用したローカル5Gの無線局免許の申請も受け付けている。

そのため、徳島県は先行して28GHz帯を使用したローカル5Gの無線局免許を取得した。

徳島県

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