楽天モバイル向け5GスマホRakuten BIG s (3918JR)がEMVCoの認証を通過
- 2021年03月23日
- Rakuten-総合
Rakuten Mobile (楽天モバイル)向けの中国のYulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen) (宇龍計算機通信科技(深圳))製のNR/LTE/W-CDMA端末「3917JR」が2020年12月24日付けでEMVCoの認証を取得していたことが分かった。
3917JRは未発表端末の型番である。
EMVCoの認証ページでは3917JRの情報の一部が公開されている。
OSにはAndroid 10を採用しており、製品名はRakuten BIG sとなる。
これまでに、3917JRは複数の認証機関を通過しており、すでに製品名がRakuten BIG sとなることは判明していた。
製品名からRakuten Mobileが展開するオリジナルのスマートフォンになると判断できる。
すでに日本の認証である電波法に基づく工事設計認証も取得している。
工事設計認証で判明した情報から、日本国内ではモバイルネットワークはNR (FR1, TDD) 3700(n77) MHz, NR (FR2, TDD) 27000(n257) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/ 800(B18/B19/B26) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/800(VI/XIX) MHzを利用できる。
Bluetoothおよび無線LANにも対応する。
工事設計認証では第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定された無線方式であるNR方式でも認証を受けたため、5Gに対応したスマートフォンになると考えられる。
また、NR方式はサブ6GHz帯の周波数で定義されたFR1に加えてミリ波(mmWave)の周波数で定義されたFR2のNR Bandも利用できる。
その他の詳細な仕様は不明であるが、製品名から大型のスマートフォンとなる見込みである。
一部の認証機関を除いて各種認証では中国を拠点とする英領ケイマン諸島のCoolpad Groupの完全子会社で中国のYulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen)が申請者として機能している。
そのため、Yulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen)がRakuten BIG sの製造を担当すると考えられる。
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