OPPO Find X2 Pro OPG01にバージョンアップ提供、3.5GHz帯と4.0GHz帯の5G対応
- 2021年03月28日
- KDDI-OPPO
KDDIは中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (OPPO広東移動通信)製のスマートフォン「OPPO Find X2 Pro OPG01」に対してOSのバージョンアップを提供すると案内した。
OPPO Find X2 Pro OPG01はauのラインナップで発売したスマートフォンで、OPPO Find X2 Pro OPG01に対しては2021年3月29日の10時にOSのバージョンアップの提供を開始する予定である。
主な更新内容はAndroid 11へのOSのバージョンアップおよび第5世代移動通信システム(5G)の提供エリアの拡大となっている。
OSのバージョンアップは端末単体で実施できる。
目安の所要時間は約50分と案内しているが、通信環境などに応じて実際の所要時間は変動する。
アップデートファイルの容量は約3.6GBであるため、あらかじめ本体メモリには約3.6GB以上の空き容量を確保する必要がある。
OSのバージョンアップを実施する場合、大切なデータは必ず事前にバックアップを取り、電池残量が十分な状態で、電波が強く安定した場所で移動せずに実施するよう求めている。
また、OSのバージョンアップを実施後は一部の機能および項目が削除されるため、事前にauの公式ウェブサイトで詳細な更新内容を確認することを推奨したい。
正常にOSのバージョンアップが完了すると、ソフトウェアのビルド番号はOPG01_11_C.66となる。
5Gの提供エリアの拡大に関しては、3.5GHz帯および4.0GHz帯の5Gに対応する。
OPPO Find X2 Pro OPG01は発売時点で3.7GHz帯の5Gに対応しているが、新たに3.5GHz帯および4.0GHz帯の5Gにも対応して5Gの提供エリアを拡大することになる。
KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)は5G向け周波数として3.7GHz帯、4.0GHz帯、28GHz帯の割当を受けており、当初は3.7GHz帯で5Gを展開してきた。
遅れて4.0GHz帯および28GHz帯の使用も開始したほか、第4世代移動通信システム(4G)向け周波数である3.5GHz帯の一部の周波数でも5Gを導入している。
OPPO Find X2 Pro OPG01は28GHz帯の5Gに対応する予定はないが、OSのバージョンアップと同時に3.5GHz帯および4.0GHz帯の5Gに対応する。
KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneは5Gの無線方式はNR方式として導入しており、OPPO Find X2 Pro OPG01が対応するNR Bandは3.5GHz帯および3.7GHz帯がFR1のn78、4.0GHz帯がFR1のn77である。
世界的にはn78を3.5GHz帯、n77を3.7GHz帯と呼称することが多いが、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneが割当を受けた3.5GHz帯、3.7GHz帯、4.0GHz帯は帯域幅、割当の時期、運用を開始した時期などが異なる。
各周波数を明確化する目的でKDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneは分けて表記している。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。