LGエレクトロニクス、日本法人がスマホ事業を終了後のサポートなどを案内
- 2021年04月05日
- Android関連
韓国のLG Electronics (LG電子)はスマートフォンを含めた携帯電話事業の終了を決定した。
LG Electronicsは2021年4月5日に開催した取締役会に相当する理事会で携帯電話事業の終了を承認しており、2021年5月末をもって携帯電話の生産を終了し、2021年7月末をもって携帯電話事業を担当するMC (Mobile Communications)事業本部を閉鎖することになった。
LG Electronicsの日本法人であるLG Electronics JapanもLG Electronicsの携帯電話事業に関して案内し、携帯電話事業の終了に伴うサポートの予定などに関しても案内を掲載している。
LG Electronicsは全般的な事業ポートフォリオなどを再検討した結果、携帯電話事業を終了することを決定し、より良い未来を提供する主力事業に注力して顧客の期待に応える方針という。
携帯電話事業を終了後もLG Electronics製のスマートフォン、フィーチャーフォン、タブレットなどの携帯端末は販売店の在庫状況に応じて購入できる。
また、携帯電話事業を終了後もサービスセンターを運営してサポートを提供する予定で、顧客が不便なく使用できるよう従来通りアフターサービスを提供するほか、通信事業者による窓口も提供を継続する。
アフターサービスの提供および修理用部品の供給は取扱説明書に記載されている補修用部品の最低保有期間は継続できるよう努力を尽くすと案内している。
電池、充電器、電源ケーブル、イヤホンなども基本的には取扱説明書に記載されている補修用部品の最低保有期間に限り購入できるよう努力すると案内しているが、ケースや保護フィルムなどアクセサリ類の場合はメーカー側の在庫がなくなれば提供が困難となる場合がある。
OSのバージョンアップは対象機種に限り提供する予定である。
セキュリティの更新および品質安定化のためのソフトウェアのアップデートは携帯電話事業を終了後も安心して使用できるよう提供する。
LG Electronicsが提供するアプリケーションおよびサービスに関しては携帯電話事業の終了に伴い一部のアプリケーションおよびサービスの提供を終了するが、多くのアプリケーションおよびサービスは従来と同じガイドラインのもとでアップデートを提供し、不便なく使用できるよう対応するという。
携帯電話事業の終了に伴い終了するアプリケーションおよびサービスはQレンズと2019年以前に発売した機種のPC Toolとなる。
協力会社やLG Electronicsの事情によりアプリケーションおよびサービスの提供に関して変更が発生する場合は十分な期間をもって事前に告知する予定である。
なお、日本で発売した多くの携帯端末は移動体通信事業者(MNO)の製品として販売しており、修理の対応状況などは移動体通信事業者の公式ウェブサイトでも確認できる。
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