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日本で5GスマホROG Phone 5を発売へ、技適を通過



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。

台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「ASUS_I005D又はASUS_I005DC」が2021年3月11日付けでDSP Researchを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。

工事設計認証番号は003-210001。

モバイルネットワークはNR (FR1, TDD) 4500(n79)/3700(n77)/3500(n78) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/900(B8)/ 800(B18/B19/B26)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2500(B41)/ 1900(B39/sXGP) MHz, W-CDMA 2100(I)/1800(III)/ 900(VIII)/800(VI/XIX) MHzで認証を受けている。

Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。

無線LANの周波数は2.4GHz帯および5GHz帯に対応しており、規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応する。

ASUS_I005D又はASUS_I005DCはROG Phone 5の型番である。

ROG Phone 5はASUSTeK Computerがゲーミングブランドとして展開するROGブランドのスマートフォンで、ゲーム用途を重視して設計および開発したゲーミングスマートフォンとなる。

高速な通信を実現する第5世代移動通信システム(5G)にも対応している。

工事設計認証では5GのNR方式でも認証を受けているため、日本で5Gを利用できることが分かる。

ROG Phone 5には通信関連の仕様が異なる8種類のバージョンが用意されている。

NR方式に関してはいずれものバージョンもサブ6GHz帯のFR1でFDDおよびTDDの周波数を利用できる。

FDDの周波数は日本でも利用できる周波数に対応しているため、本来であれば工事設計認証ではFDDの周波数でも認証を受ける必要がある。

ただ、2021年3月11日付けで取得した認証ではFDDの周波数で認証を受けていない。

ソフトウェアの制御によって日本ではFDDの周波数の利用を制限もしくは周波数を追加して工事設計認証を再通過のいずれかの対応を取ると思われる。

ROG Phone 5の型番が日本の認証を通過したことで、日本でROG Phone 5を発売することは決定的となっている。

総務省

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