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au向けスマホAQUOS sense5G SHG03がn28とn77に対応



KDDIはSHARP製のスマートフォン「AQUOS sense5G SHG03」に対して新たなソフトウェアのアップデートの提供を開始したことを案内した。

AQUOS sense5G SHG03に対しては2021年4月22日より新たなソフトウェアのアップデートを提供している。

主な更新内容には第5世代移動通信システム(5G)の提供エリアの拡大、セキュリティ機能の改善が含まれている。

OSのバージョンには変更がなく、セキュリティパッチレベルは2021年4月となる。

ソフトウェアのアップデートは端末単体で適用することができる。

目安の所要時間はモバイルネットワークを利用時および無線LANを利用時いずれも約20分と案内しているが、実際の所要時間は通信速度など利用環境に応じて変動することを留意しておきたい。

アップデートファイルの容量は約120MBとなっている。

正常にソフトウェアのアップデートが完了すると、ソフトウェアのビルド番号は01.00.04となる。

5Gの提供エリアの拡大に関しては、新たに700MHz帯、3.5GHz帯、4.0GHz帯の周波数を使用した5Gに対応する。

発売時点では3.7GHz帯の5Gに対応していたが、新たに700MHz帯、3.5GHz帯、4.0GHz帯の5Gにも対応することで、3.7GHz帯に加えて700MHz帯、3.5GHz帯、4.0GHz帯の周波数を使用して整備した5Gの提供エリアでも利用できるため、5Gの提供エリアを大幅に拡大できる。

5Gの無線方式はNR方式となり、NR Bandは700MHz帯がFR1のn28、3.5GHz帯および3.7GHz帯がFR1のn78、4.0GHz帯がn77となる。

そのため、ソフトウェアのアップデートを通じてAQUOS sense5G SHG03は新たにn28およびn77に対応したほか、n78では利用できる周波数範囲を拡張した。

世界的にはn78を3.5GHz帯、n77を3.7GHz帯と呼称することが多いが、KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)は割当の経緯が異なる周波数を明確化するなどの目的で独自の呼称を採用しており、それぞれの周波数を明確化するためにKDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneと同様に表記している。

700MHz帯および3.5GHz帯は4G向け周波数で5Gを導入しており、5G向け周波数より帯域幅が狭いため、5G向け周波数ほどの高速通信は実現できない。

5G向け周波数でも5Gを商用化した当初は3.7GHz帯を使用し、遅れて4.0GHz帯の使用を開始した。

3.5GHz帯と3.7GHz帯は同じn78でも割当の経緯や帯域幅が異なるため、それぞれ異なる周波数であることを明確化する必要がある。

au

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