日本でASUS Zenfone 8を発売へ、ASUS_I006Dが技適通過
- 2021年06月03日
- Android関連
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。
台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「ASUS_I006D」が2021年5月7日付けでDSP Researchを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。
工事設計認証番号は003-210096。
モバイルネットワークはNR (FR1, FDD) 1800(n3)/900(n8)/700(n28) MHz, NR (FR1, TDD) 3700(n77)/3500(n78) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/900(B8)/ 800(B18/B19/B26)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2500(B41)/ 1900(B39/sXGP) MHz, W-CDMA 2100(I)/1800(III)/ 900(VIII)/800(VI/XIX) MHzで認証を受けている。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。
無線LANの周波数は2.4GHz帯および5GHz帯に対応しており、規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応する。
ASUS_I006DはASUS Zenfone 8の型番に該当する。
第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンである。
工事設計認証では5GのNR方式でも認証を受けているため、日本で5Gを利用できることが分かる。
NR方式はサブ6GHz帯の周波数に対応しており、FDDおよびTDDの周波数で工事設計認証を取得した。
ASUS Zenfone 8はすでにグローバル向けに発表されており、複数の国と地域で販売を開始している。
日本向けにはASUS Zenfone 8を発表していないが、日本の認証である工事設計認証を取得したため、日本でASUS Zenfone 8を発売することは決定的となった。
日本における発売時期などは不明であるが、ASUSTeK Computerの日本法人であるASUS JAPANは日本でASUS Zenfone 8を発売するための準備を進めていると思われる。
日本ではSIMロックフリーのスマートフォンとして展開する見込みである。
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