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Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01がn28/n41/n77に対応へ、技適を再通過



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。

KDDI、KDDIの連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)およびUQ Communications向けの韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE端末「SCR01」が2021年5月28日付けでTUV Rheinland Japanを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。

工事設計認証番号は005-102743。

モバイルネットワークはNR (FR1, FDD) 700(n28) MHz, NR (FR1, TDD) 3700(n77)/3500(n78)/2500(n41) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/800(B18) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHzで認証を受けている。

無線LANの周波数でも通過しており、規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応し、周波数は2.4GHz帯および5GHz帯を利用できる。

SCR01はGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01として発表されている。

KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneがauのラインナップ、UQ CommunicationsがUQ WiMAXのラインナップで取り扱う。

工事設計認証の通過は2021年1月25日、2021年2月10日、2021年3月17日に次いで4度目となり、すべて工事設計認証番号は変更されている。

3度目と4度目の通過の変更点としては、4度目は新たにn28、n41、n77が追加された。

発売時点で5GのNR方式はn78に対応していたが、将来的にソフトウェアのアップデートを通じてn28、n41、n77にも対応すると考えられる。

なお、帯域幅はn28が10MHz幅、n41が30MHz幅と50MHz幅、n77およびn78が20MHz幅、40MHz幅、100MHz幅で動作する。

n28およびn77はKDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneが割当を受けた携帯電話の周波数を使用しており、すでに一部の地域から運用を順次開始している。

n41はUQ Communicationsが割当を受けた全国広帯域移動無線アクセスシステム(全国BWA)の周波数を使用し、2022年の秋より運用を開始する予定である。

総務省

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