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日本でASUS Zenfone 8 Flipを発売へ、ASUS_I004Dが技適通過



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。

台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「ASUS_I004D」が2021年5月17日付けでDSP Researchを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。

工事設計認証番号は003-210092。

モバイルネットワークはNR (FR1, FDD) 1800(n3)/900(n8)/700(n28) MHz, NR (FR1, TDD) 3700(n77)/3500(n78) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/900(B8)/ 800(B18/B19/B26)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2500(B41)/ 1900(B39/sXGP) MHz, W-CDMA 2100(I)/1800(III)/ 900(VIII)/800(VI/XIX) MHzで認証を受けている。

Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。

無線LANの周波数は2.4GHz帯に加えて5GHz帯に対応し、規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応する。

ASUS_I004DはASUS Zenfone 8 Flipの型番となる。

第5世代移動通信システム(5G)に対応し、フリップカメラを搭載したスマートフォンである。

カメラは前後共用のフリップ式を採用しており、メインで広角カメラの約6400万画素CMOSイメージセンサ、超広角カメラの約1200万画素CMOSイメージセンサ、望遠カメラの約800万画素CMOSイメージセンサで構成されるトリプルカメラを備える。

すでにグローバル向けに発表されており、複数の国と地域で販売を開始している。

日本向けには発表されていないが、日本の認証である工事設計認証を取得したため、日本でASUS Zenfone 8 Flipを発売するための準備を進めていることが分かる。

工事設計認証では5GのNR方式でも認証を受けており、日本で5Gを利用できる。

NR方式はサブ6GHz帯の周波数に対応しており、FDDおよびTDDの周波数で工事設計認証を取得している。

日本における発売時期や販売価格などは不明で、日本向けの詳細な情報は発売時期が近づけばASUSTeK Computerの日本法人であるASUS JAPANより正式に発表される見込み。

日本ではSIMロックフリーのスマートフォンとして展開する見通しである。

総務省

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