KDDIと沖縄セルラー電話、G’zOne TYPE-XXを発表
- 2021年08月02日
- KDDI-KYOCERA
KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)はKYOCERA (京セラ)製のLTE/W-CDMA/GSM端末「G’zOne TYPE-XX」を発表した。
auのラインナップで展開する高耐久性能を備えた折り畳み式のフィーチャーフォンである。
G’zOneシリーズの携帯電話はKDDIの発足前から展開しており、2000年2月17日に発売したCASIO COMPUTER (カシオ計算機)製のG’zOne C303CA (CDMA C303CA)が初代の機種となる。
日本国内では2012年11月2日に発売したNEC Casio Mobile Communications製のG’zOne TYPE-L CAL21を最後に新機種を発売していないが、G’zOneシリーズの展開を開始してから20年以上が経過しており、20周年を記念した特別企画商品として新機種の発売が実現することになった。
G’zOne TYPE-XXは防水や防塵に加えて、米国の政府機関である国防総省(Department of Defense)が制定した調達基準に準拠した高耐久性能を備えるほか、KYOCERAが独自で実施する試験も満たす。
4つのセンサで天気、気圧、温度など気象状況を確認できるほか、簡易ライトやFMラジオなど野外で活用できる機能も搭載している。
商品デザインは歴代のG’zOneシリーズのデザインチームが担当しており、初代の機種を連想させるデザインを取り入れた。
これまで、G’zOneシリーズはCASIO COMPUTER、同社の携帯電話事業を承継し、同社が資本参加するCasio Hitachi Mobile Communications (カシオ日立モバイルコミュニケーションズ)やNEC Casio Mobile Communicationsが製造元となっていた。
しかし、NEC Casio Mobile CommunicationsはNEC (日本電気)が完全子会社化してから社名をNEC Mobile Communicationsに変更し、その後は携帯電話事業をNECに譲渡して2016年3月23日には解散した。
すでにCASIO COMPUTERは携帯電話事業から撤退しているため、G’zOne TYPE-XXの製造元はKYOCERAとなる。
カラーバリエーションはリキッドグリーンとソリッドブラックの2色を用意する。
2021年11月以降に発売する予定で、2021年8月3日の10時から予約を受け付ける。
仕様など詳細な情報は改めて公開する予定である。
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