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米Appleが2021会計年度Q3の業績を発表



米国のAppleは2021会計年度第3四半期(2021年第2四半期)の業績を発表した。

2021年6月26日に終了した3ヶ月間となる2021会計年度第3四半期の連結売上高は前年同期比36.4%増の814億3,400万米ドル(約8兆9,537億円)、当期純利益は前年同期比93.2%増の217億4,400万米ドル(約2兆3,904億円)となった。

業績の発表に伴い連結売上高の地域別内訳および製品別内訳も判明している。

地域別内訳は米州が前年同期比32.8%増の358億7,000万米ドル(約3兆9,433億円)、欧州が前年同期比33.7%増の189億4,300万米ドル(約2兆825億円)、日本が前年同期比30.2%増の64億6,400万米ドル(約7,106億円)、中華圏が前年同期比58.2%増の147億6,200万米ドル(約1兆6,228億円)、日本および中華圏を除いたアジア太平洋地域が前年同期比28.5%増の53億9,500万米ドル(約5,931億円)である。

Appleの業績報告における地域区分を基準として、すべての地域で増加したことが分かる。

日本および中華圏を除いたアジア太平洋地域以外のすべての地域で30%以上の増加を記録しており、特に中華圏は60%に近い大幅な増加を記録した。

日本および中華圏を除いたアジア太平洋地域でも30%に近い増加を記録する結果となった。

なお、中華圏には中国本土、香港特別行政区、マカオ特別行政区、台湾が含まれており、規模を考慮すると中国本土が大半を占めると推測できる。

製品別内訳はiPhoneが前年同期比49.8%増の395億7,000万米ドル(約4兆3,500億円)、iPadが前年同期比11.9%増の73億6,800万米ドル(約8,100億円)、Macが前年同期比16.3%増の82億3,500万米ドル(約9,051億円)、ウェアラブルやホームおよびアクセサリが前年同期比36.0%増の87億7,500万米ドル(約9,645億円)、サービスが前年同期比32.9%増の174億8,600万米ドル(約1兆9,219億円)である。

Appleの業績報告における製品区分を基準として、すべての製品で10%以上の増加を記録したことが分かる。

特にiPhoneは50%に近い大幅な増加を記録しており、Appleの好業績を牽引した。

また、iPhoneは全体の48.6%と半分近くを占めており、Appleにとって主力の製品となっている。

第5世代移動通信システム(5G)に対応したiPhone 12シリーズの販売が好調という。

2021年6月26日に終了した3ヶ月間にはiPhoneの新機種を発売していないが、2021年4月30日にiPhone 12およびiPhone 12 miniの2機種で新色としてPurpleを発売した。

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