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NTTドコモ向け京セラ製5GスマホKY-51BがWi-Fi認証通過



NTT DOCOMO向けのKYOCERA (京セラ)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「KY-51B」が2021年9月2日付けでWi-Fi Allianceの認証を通過した。

Certification IDはWFA114153である。

Wi-Fiの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acで認証を受けている。

周波数は2.4GHz帯に加えて5GHz帯のWi-Fiを利用できる。

KY-51Bは未発表端末の型番である。

型番規則からNTT DOCOMO向けの端末と考えられる。

NTT DOCOMOの型番規則では型番の数字の部分が5xの場合は第5世代移動通信システム(5G)の製品で、4xの場合は第4世代移動通信システム(4G)の製品となる。

そのため、KY-51BはNTT DOCOMO向けの5Gの製品と判断できる。

また、Wi-Fi AllianceではSmartphone, multi-mode (Wi-Fi and other)のカテゴリで認証を受けている。

認証ページには製品情報の一部も掲載されており、製品の項目にはSmartphone(KY-51B)、OSの項目にはAndroid 11と記載されている。

KY-51BはOSにAndroid 11を採用したスマートフォンとなることも確定した。

Wi-Fi Allianceの認証の通過に伴い判明した情報から、KY-51BはOSにAndroid 11を採用かつ5Gの無線方式であるNR方式に対応したNTT DOCOMO向けのスマートフォンと分かる。

KY-51Bの詳細な仕様などは不明である。

ただ、Wi-Fi AllianceではIEEE 802.11axの認証を受けていないため、ハイエンドのスマートフォンではないと思われる。

これまでに、KYOCERAはNTT DOCOMO向けに4Gの端末を納入した実績はあるが、5Gの端末は初めてNTT DOCOMO向けに納入することになる。

Wi-Fi Alliance

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