ソフトバンク、LINEモバイルの吸収合併に関して決議
- 2021年10月22日
- MVNO, SoftBank-総合
SoftBank Corp.は2021年10月22日に開催した取締役会でSoftBank Corp.の完全子会社であるLINE MOBILE Corporationを吸収合併することで決議したと発表した。
SoftBank Corp.は2020年12月22日付けで連結子会社であるLINE MOBILE Corporationの完全子会社化および吸収合併に向けた検討を進めることを決定および発表し、2021年3月30日付けでLINE MOBILE Corporationの完全子会社化に関して決議していた。
2021年4月9日にはSoftBank Corp.がLINE MOBILE Corporationを完全子会社化したが、さらにSoftBank Corp.を存続会社、LINE MOBILE Corporationを消滅会社とする吸収合併を実行することになった。
SoftBank Corp.とLINE MOBILE Corporationの合併の効力発生日は2022年3月1日の予定である。
合併の効力発生をもってLINE MOBILE Corporationは解散することになる。
SoftBank Corp.では会社法796条第2項に基づく簡易吸収合併で、LINE MOBILE Corporationでは会社法784条第1項に定める略式合併であるため、いずれも合併契約の承認に関する株主総会は開催しない。
また、開示事項および内容の一部を省略して情報を開示している。
なお、SoftBank Corp.は移動体通信事業者(MNO)としてSoftBank、Y!mobile、LINEMOの携帯通信サービスを提供しており、ほかにスマートフォンを含めた携帯端末の販売なども行う。
LINE MOBILE Corporationは仮想移動体通信事業者(MVNO)としてLINE MOBILEの携帯通信サービスを提供しているが、2021年3月31日の11時をもって新規加入の受け付けを終了した。
合併の完了後はSoftBank Corp.がLINE MOBILEの携帯通信サービスの提供を継続することを明確化している。
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