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米Apple、2021会計年度Q4の業績を発表



米国(アメリカ)のAppleは2021会計年度第4四半期(2021年第3四半期)の業績を発表した。

2021年9月25日に終了した3ヶ月間となる2021会計年度第4四半期の連結売上高は前年同期比28.8%増の833億6,000万米ドル(約9兆4,962億円)、当期純利益は前年同期比62.2%増の205億5,100万米ドル(約2兆3,411億円)となった。

業績の発表に伴い連結売上高の地域別内訳および製品別内訳も判明している。

地域別内訳は米州が前年同期比19.9%増の368億2,000万米ドル(約4兆1,950億円)、欧州(ヨーロッパ)が前年同期比23.0%増の207億9,400万米ドル(約2兆3,691億円)、日本が前年同期比19.3%増の59億9,100万米ドル(約6,826億円)、中華圏が前年同期比83.3%増の145億6,300万米ドル(約1兆6,589億円)、日本および中華圏を除いたアジア太平洋地域が前年同期比25.7%増の51億9,200万米ドル(約5,914億円)である。

Appleの業績報告における地域区分を基準として、すべての地域で2桁の成長率を記録したことが分かる。

特に中華圏は80%以上の大幅な成長率を記録している。

中華圏には中国本土、香港特別行政区、マカオ特別行政区、台湾が含まれているが、市場規模を考慮すると中国本土が中心と考えられる。

そのため、中国本土における好業績が大幅な成長率に貢献したと思われる。

製品別内訳はiPhoneが前年同期比47.0%増の388億6,800万米ドル(約4兆4,238億円)、iPadが前年同期比21.4%増の82億5,200万米ドル(約9,400億円)、Macが前年同期比1.6%増の91億7,800万米ドル(約1兆455億円)、ウェアラブルやホームおよびアクセサリが前年同期比11.5%増の87億8,500万米ドル(約1兆6億円)、サービスが前年同期比25.6%増の182億7,700万米ドル(約2兆817億円)である。

Appleの業績報告における製品区分を基準として、Macを除いたすべての製品で2桁の成長率を記録している。

特にiPhoneは50%に近い大幅な成長率を記録したほか、全体の46.6%を占めており、iPhoneがAppleの好業績を牽引したと考えられる。

なお、2021会計年度第4四半期にはiPhoneの新製品を発売した。

日本や米国などでは2021年9月24日よりiPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Maxの販売を開始している。

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