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ソフトバンク、FCNTのメーカー型番はFCに



SoftBankはFCNTのメーカー略号をFCとすることが分かった。

2021年10月5日にSoftBankが発表したFCNT製のarrows Weは型番がA101FCであることが確認できたため、メーカー略号は順当にFCとなる。

FCNTは旧社名がFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIES (富士通コネクテッドテクノロジーズ)で、FUJITSU (富士通)のモバイルフォン事業部を分社化してFUJITSUの完全子会社として2016年2月1日に発足した。

ただ、2018年3月末にはPolaris Capital Groupの子会社となり、FUJITSUの連結子会社からは外れた。

FCNTはFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESの略称としても使用されてきたが、2021年4月1日には正式な商号をFCNTに変更している。

SoftBankはFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIES製のスマートフォンとしては2019年6月28日にarrows U、2019年11月1日にarrows Jを発売した。

型番はそれぞれ801FJと901FJであるため、FUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESのメーカー略号はFJを採用していた。

社名を変更後のFCNTとしては最初にSoftBankを発売するarrows Weからは社名の変更を受けてメーカー略号をFJからFCに変更することになる。

なお、arrows WeはNTT DOCOMOがarrows We F-51B、KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)がarrows We FCG01として取り扱う。

NTT DOCOMOはFUJITSUの時代からメーカー略号はFで変わらず、KDDIおよびOkinawa Cellular TelephoneはSoftBankと同様にメーカー略号はFCを採用する。

いずれの移動体通信事業者(MNO)も2021年12月上旬以降にarrows Weを発売する予定である。

KDDIおよびOkinawa Cellular TelephoneはFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIES製のスマートフォンを発売した実績がなく、arrowsおよびARROWSシリーズのスマートフォンとしては2018年10月1日にFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESと合併して解散したFujitsu Mobile Communications (富士通モバイルコミュニケーションズ)製のARROWS Z FJL22が最後となっていた。

ARROWS Z FJL22は2013年11月22日に販売を開始したため、約8年ぶりにarrowsおよびARROWSシリーズのスマートフォンを発売することになる。

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