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米国版のSamsung Galaxy S22がFCC通過、CDMA2000は非対応に



韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SM-S901U」が2021年12月7日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を通過した。

FCC IDはA3LSMS901Uである。

モバイルネットワークはNR (FR1, FDD) n2/n5/n7/n12/ n25/n30/n66/n71, NR (FR1, TDD) n38/n41/n77, NR (FR2, TDD) n258/n260/n261, LTE (FDD) B2/B4/B5/B7/ B12/B13/B14/B25/ B26/B30/B66/B71, LTE (TDD) B38/B41/B48, W-CDMA II/IV/V, GSM 850/1900で認証を受けている。

Bluetooth、無線LAN、NFC、無線給電の周波数でも通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応しており、周波数は2.4GHz帯と5GHz帯を利用できる。

未発表端末の型番であるが、Samsung Galaxy S21の後継機種の型番に該当することが分かっている。

型番の末尾がUの場合は米国版を意味するため、米国版のSamsung Galaxy S22となる見込みである。

なお、Samsung Electronicsは型番規則の一部を変更しており、2022年に発売する見込みのSamsung Galaxy Sシリーズには変更後の型番規則が適用される。

FCCでは米国で利用できる周波数に限り認証を実施しており、FCCで認証を実施していないモバイルネットワークの通信方式および周波数はNR (FR1, FDD) n1/n3/n8/n20/n28, NR (FR1, TDD) n78, LTE (FDD) B1/B3/B8/B18/ B19/B20/B28, LTE (SDL) B29, LTE (TDD) B39/B40/B46, W-CDMA I/VIII, GSM 900/1800に対応している。

第5世代移動通信システム(5G)のNR方式はサブ6GHz帯を中心とするFR1に加えて、ミリ波(mmWave)を中心とするFR2の周波数も利用できる。

また、第3世代移動通信システム(3G)のCDMA2000方式は非対応となることが分かる。

これまで、米国向けハードウェアを統一後の米国向けSamsung Galaxy Sシリーズは原則としてCDMA2000方式に対応してきたが、初めて対応しないことになる。

全米で展開する米国の主要な移動体通信事業者(MNO)としてはVerizon Wirelessとして事業を行うCellco PartnershipおよびSprintがCDMA2000方式を導入しているが、前者は2022年12月31日、後者は2022年3月31日をもってCDMA2000方式を停波するため、もはやCDMA2000方式に対応する必要はない。

Samsung Galaxy S22は2022年第1四半期にグローバル向けに発表されると思われる。

FCC

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