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韓国の5G加入件数が2千万件に到達



韓国で第5世代移動通信システム(5G)の加入件数が2,000万件に到達したことが分かった。

韓国の移動体通信事業者(MNO)であるSK Telecom、KT Corporation、LG U+として事業を行うLG Uplusが2021年12月31日に終了した12ヶ月間となる2021年通期の業績を発表しており、2021年12月31日時点の加入件数などが判明している。

携帯通信サービスの加入件数はSK Telecomが前年同期比1.6%増の3,188万4,000件、KT Corporationが前年同期比2.2%増の2,279万9,000件、LG Uplusが前年同期比8.0%増の1,798万7,000件となった。

3社の合計、すなわち韓国全体では7,267万件に達した。

移動体通信事業者別の占有率は最大手のSK Telecomが43.9%、KT Corporationが31.4%、LG Uplusが24.8%である。

端数を四捨五入した数値を掲載しているため、合計値が100%とならない場合があることに留意しておきたい。

携帯通信サービスの加入件数のうち5Gの加入件数はSK Telecomが前年同期比80.3%増の987万4,000件、KT Corporationが前年同期比76.2%増の637万8,000件、LG Uplusが前年同期比67.9%増の462万6,000件となった。

なお、5Gの加入件数は5Gの要求条件を満たすために規定された無線方式であるNR方式を利用できる回線を意味する。

韓国全体では2,087万8,000件に達しており、2021年12月31日に終了した3ヶ月間となる2021年第4四半期に初めて2,000万件を上回った。

5Gに限定した移動体通信事業者別の占有率はSK Telecomが47.3%、KT Corporationが30.5%、LG Uplusが22.2%となっている。

また、5Gの加入率はSK Telecomが31.0%、KT Corporationが28.0%、LG Uplusが25.7%、韓国全体では28.7%となる。

2021年通期の業績の報告では2021年12月31日時点の実績を案内しており、2022年1月以降の実績は反映していないが、SK Telecomは2022年1月に5Gの加入件数が1,000万件に到達したことを発表している。

2022年1月時点の詳細な加入件数は案内しておらず、詳細は2022年3月31日時点の加入件数を2022年第1四半期の業績と同時に発表すると思われる。

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