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ニュージーランドの2degreesが5Gを商用化



ニュージーランドの移動体通信事業者(MNO)で2degreesとして携帯通信事業を展開するTwo Degrees Mobileは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。

2022年2月28日より5Gの提供を開始している。

まずはニュージーランドの首都。ウェリントン、オークランド、クライストチャーチで個人顧客および法人顧客ともに5Gを利用できる。

ウェリントンおよびオークランドでは中心部が5Gの提供エリアとなる。

また、クライストチャーチでは限定的な場所が5Gの提供エリアとなるが、2022年はニュージーランド各地で5Gの提供エリアを毎週拡大する計画である。

5Gに対応した携帯端末として3機種のスマートフォンを用意する。

中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (OPPO広東移動通信)製のOPPO Find X3 Pro、韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のSamsung Galaxy Z Fold3 5GおよびSamsung Galaxy Z Flip3 5Gの3機種で5Gを利用できる。

詳細な時期までは公表していないが、米国(アメリカ)のApple製のスマートフォン、Guangdong OPPO Mobile Telecommunications製およびSamsung Electronics製のその他のスマートフォンは近いうちに5Gに対応する予定と案内している。

さらに5Gに対応した据置型無線LANルータも発売する予定である。

5Gの無線方式はNR方式を採用し、無線アクセスネットワーク(RAN)構成は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成で運用する。

周波数はサブ6GHz帯の3.5GHz帯で、帯域幅は60MHz幅を使用しており、NR BandはFR1のn78となる。

基地局を構成するRANの通信設備はスウェーデンのEricssonを採用している。

Two Degrees MobileはニュージーランドでEricsson製のRANを採用する唯一の移動体通信事業者で、Ericssonとは5GのRANを新規に調達するほか、既存の第3世代移動通信システム(3G)および4GのRANを更新することでも複数年の契約を締結した。

ニュージーランドでは3番目に5Gを商用化した移動体通信事業者となった。

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