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バングラデシュのBanglalinkが5G向けに2.3GHz帯を取得、当面は4Gで利用



バングラデシュの移動体通信事業者(MNO)であるBanglalink Digital Communicationsは2.3GHz帯の周波数を取得したことが分かった。

Banglalink Digital Communicationsの親会社でオランダを拠点とする英領バミューダ諸島のVEONが案内している。

バングラデシュの政府機関で電気通信分野の規制を司るバングラデシュ電気通信規制委員会(Bangladesh Telecommunication Regulatory Commission:BTRC)は2022年3月31日に第5世代移動通信システム(5G)の導入のためにバングラデシュの首都でダッカ管区およびダッカ県の首府も兼ねるダッカ市で周波数オークションを開催した。

Banglalink Digital CommunicationsはTDDの2.3GHz帯で40MHz幅の確保に成功したという。

より広い帯域幅を確保することは高速で高品質なモバイルインターネットの実現のために重要なステップで、新たに取得した周波数は約3,800万人の加入者により良好なモバイルインターネットを提供するために貢献すると説明している。

2.3GHz帯は5Gの導入を想定して割当が行われたが、第4世代移動通信システム(4G)で利用することも許容されているため、最初の2年から3年は主に4Gで利用する計画を明確化した。

4Gの無線方式はLTE方式で、LTE BandはBand 40となる。

LTE方式では1搬送波あたりの帯域幅が最大で20MHz幅となるため、20MHz幅の搬送波を2搬送波で運用すると思われる。

当面は4Gで利用する背景を説明しており、少数の加入者のために5Gを整備するのではなく、すべての加入者のために4Gを整備するとして理解を求めている。

事実としてバングラデシュでは4Gに対応したスマートフォンの普及率は高いが、5Gに対応したスマートフォンは普及が進んでいないため、直近で多くの加入者が恩恵を受けられるよう当面は4Gの整備で活用することになった。

Banglalink Digital CommunicationsはVEONの完全子会社である。

2022年には3,000基の通信塔を建設する計画を発表しており、バングラデシュ全土で高品質なモバイルインターネットを実現すると表明している。

バングラデシュの移動体通信事業者としては加入件数を基準に3番目の規模となっている。

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