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マレーシアのMaxisが2022年Q1の業績を発表、2022年Q1には3Gを終了



マレーシアのMaxisは2022年第1四半期の業績を発表した。

2022年3月31日に終了した3か月間となる2022年第1四半期の連結売上高は前年同期比7.4%増の24億600万マレーシアリンギット(約722億2,758万円)、所有者に帰属する当期純利益は前年同期比10.8%減の2億9,800万マレーシアリンギット(約89億4,589万円)となった。

Maxisの主要事業は携帯通信事業である。

携帯通信事業は完全子会社でマレーシアの移動体通信事業者(MNO)であるMaxis Broadbandを通じて展開している。

Maxis Broadbandは携帯通信事業を行う事業会社で、免許人として機能する。

業績の発表に伴い2022年3月31日時点の事業データも公表した。

携帯通信サービスの加入件数は前年同期比1.1%増の1,164万件となった。

このうちM2Mを含めたポストペイド回線は前年同期比7.9%増の432万4,000件、プリペイド回線は前年同期比3.7%減の709万2,000件、データ通信専用回線は前年同期比54.5%増の22万4,000件である。

2022年第1四半期のマレーシアリンギット(MYR)ベースのARPUはM2Mを含めたポストペイド回線が前年同期比4.6%増の72.5マレーシアリンギット(約2,176円)、プリペイド回線が前年同期比4.4%減の30.2マレーシアリンギット(約899円)、合計が前年同期比2.5%減の46.2マレーシアリンギット(約1,376円)で、いずれも低下傾向となっている。

データ通信を利用できる回線の月間平均データ通信量はM2Mを除いたポストペイド回線が前年同期比19.3%増の27.2GB、プリペイド回線が前年同期比6.7%増の22.3GB、合計が前年同期比12.0%増の24.2GBとなった。

データ通信の需要は増大していることが分かる。

なお、Maxis Broadbandは2021年10月から2022年1月にかけて第3世代移動通信システム(3G)の停波作業を順次実施しており、2022年1月にサラワク州で3Gの停波作業を完了したことで、完全に3Gを終了した。

3Gの終了後は第2世代移動通信システム(2G)および第4世代移動通信システム(4G)の運用を継続している。

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