Xperia SO-01B、spモード対応へのアップデート提供へ!!
- 2010年10月10日
- docomo-SonyEricsson
NTT docomoから販売されているスマートフォン「Xperia SO-01B」のソフトウェアアップデートが行われることがアナウンスされた。
spモードとはNTT docomoのスマートフォン向けISPで、2010/09/01(水)09:00から提供開始される。
spモードメールアプリをダウンロードすることでiモードと同じメールアドレス(@docomo.ne.jp)や絵文字やデコメールが利用可能となる。
今回のアップデートはspモードへの対応等の機能追加がメインで、Android 2.1へのバージョンアップではなくバージョンはAndroid 1.6のままとなる。
ソフトウェアアップデートによりspモードメールアプリ・spモードAPN・POBox Touch 3.0・バックアップアプリが追加される。
spモードメールアプリ対応は、spモードメールをプッシュ受信やデコメアニメを適切に表示するように改善を行う。
ソフトウェアアップデートではspモードメールアプリはインストールされないため、別途ダウンロードする必要がある。
spモードAPN(Access Point Name)の追加は、spモードでパケット通信を行うためのAPNを追加することである。
POBox Touch 3.0の進化点は、QWERTYキーの数字入力で、数字キーの面積を大きく表示することが可能となる。
また、プラグイン辞書に対応したり、英語の予測候補単語選択後にスペースを自動的に入力するかどうかが選択可能となる。
バックアップアプリの追加は、バックアップと復元というアプリが追加され、ブラウザブックマーク・SMS・発着信履歴・電話帳をmicroSD/microSDHCカードにバックアップ及び復元が可能となる。
Mediascapeアルバムアート削除機能は、誤ったアルバムアートが付与されてしまった場合の対処として手動で削除出来る機能が追加される。
アップデートファイル配布開始日については、PCを接続する方法は2010/08/30からアップデートファイルを提供する。
パケット通信(OTA)による方法は、2010/08/31からアップデートファイルを提供する。
PCを接続による方法は、同梱されているACアダプターケーブルSO01のmicroUSBケーブルを用いてXperia SO-01B本体とPCを接続し、アップデートを行う。
その際には、Sony Ericssonから提供されるアップデートサービスのソフトウェアをPCに予めインストールしておく必要がある。
更新方法は端末初期化あり・なしの2種類が選択可能となっている。
パケット通信による方法は2種類の方法がある。
ソフトウェアアップデートの有無を端末で自動検知し、待ち受け画面上部のステータスバーにアイコンが表示され、通知を確認するとアップデートが開始される。
もう一つの方法は、手動でソフトウェアアップデートの有無を確認してアップデートする。
設定→端末情報→ソフトウェア更新→今すぐ更新→を選択することでアップデートを開始する。
パケット通信によるアップデートはW-CDMA経由だけでなく、Wireless LAN経由も可能である。
Wireless LAN経由の場合はパケット通信料はかからない。
Wireless LAN経由でのソフトウェアアップデート中に通信品質低下が発生すると自動的にW-CDMA経由に切り替わることがある。
海外ローミング中はWireless LAN経由を除き、W-CDMA・GSM経由でのアップデートファイルのダウンロードは不可となっている。
端末のバッテリー残量が50%未満の場合はパケット通信によるソフトウェアアップデートは不可となっている。
更新に必要な時間はPC接続による方法は約3分で、パケット通信による方法は約8分となっている。
ドコモショップ窓口でのソフトウェアアップデート受け付けは実施しないという。
ソフトウェアアップデートに失敗して文鎮化してしまった場合は、故障修理対象となるので最寄りのドコモショップに持ち込む等の対応をする必要がある。
ソフトウェアアップデート後に、購入者が追加したアプリが使用出来なくなる場合もあるので注意が必要である。
ソフトウェアアップデートはビルド番号R1EA018・R1EA025どちらの端末からでも同様にアップデートすることが可能であるが、アップデートファイルの容量がビルド番号R1EA018からのアップデートの場合は約15MB、ビルド番号R1EA025からは約10MBとなる。
パケット通信定額サービス未加入の場合、R1EA018からのアップデートは通信料金が約24000円、R1EA025からのアップデートは約16000円となるため、未加入者はPC接続によるバージョンアップを推奨している。
rootを奪取してR2BA023やR2BA024やR2BA026を入れている端末からもR1EA018やR1EA025と同様にアップデートが可能なのかは確認出来ていない。
ソフトウェアアップデート後のビルド番号はR1EA029となる。
ビルド番号の確認方法は2種類ある。
設定→端末情報→ビルド番号で確認できる。
もしくは、ディスプレイロック解除画面(ディスプレイロック解除はしない)でMENUキー→BACKキー→BACKキー→MENUキー→BACKキー→MENUキー→MENUキー→BACKキーの順にハードキーを押し、Service info→Software infoでPhone Software VersionもしくはFile System VersionにR1EA029が含まれていれば、正常にアップデートが出来たことになる。
Android 2.1へのバージョンアップは秋頃に行われる予定である。
より快適に使えるように、今後もソフトウェアのアップデートは継続してもらいたいものである。
・NTT docomo報道発表資料(スマートフォン向けISP「spモード」の提供を開始)
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2010/08/27_00.html?ref=nr_index
・Xperia SO-01Bのバージョンアップ情報
http://www.nttdocomo.co.jp/support/utilization/software_update/version_up/so01b/index.html
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