楽天モバイルインフラソリューションを設立
- 2022年07月02日
- Rakuten-総合
Rakuten Mobile (楽天モバイル)およびTEPCO Power Grid (東京パワーグリッド)は新会社としてRakuten Mobile Infra Solution (楽天モバイルインフラソリューション)を設立したと発表した。
新会社の正式な商号は楽天モバイルインフラソリューション株式会社である。
携帯電話用基地局の建設事業を行う新会社として2022年5月31日に設立しており、2022年7月1日より営業を開始している。
事業内容は電気工事業および電気通信事業で、資本金は3億円となっている。
出資比率はRakuten Mobileが51%、TEPCO Power Gridが49%となる。
Rakuten MobileはRakuten Group (楽天グループ)の完全子会社、TEPCO Power GridはTokyo Electric Power Company Holdings (東京電力ホールディングス)の完全子会社である。
そのため、Rakuten Groupは完全子会社を通じて51%を保有し、Tokyo Electric Power Company Holdingsは完全子会社を通じて49%を保有することになる。
所在地は東京都世田谷区玉川で、Rakuten GroupおよびRakuten Mobileの所在地と同一となっている。
新会社ではRakuten Mobileの携帯通信網の拡大のために公共資産を有効活用し、Rakuten Mobileの携帯電話用基地局を構成する設備に関する設置仕様の開発や設置工事管理を行うことで、携帯電話用基地局の整備の効率化や安定的な通信環境の提供への貢献を目指すという。
Rakuten Mobileは移動体通信事業者(MNO)として日本全国で携帯電話用基地局の開設を進めている。
新会社の設立によって第4世代移動通信システム(4G)および第5世代移動通信システム(5G)のエリアの拡大や携帯電話用基地局の高密度化を推進すると表明している。
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