Claro Guatemalaが5Gを商用化、グアテマラ全22県で5Gを整備
- 2022年07月25日
- 海外携帯電話
グアテマラの移動体通信事業者(MNO)でClaro Guatemalaとして携帯通信事業を展開するTelecomunicaciones de Guatemalaは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。
2022年7月19日より5Gの提供を開始している。
グアテマラの22県の全部に1か所以上は5Gのエリアが存在する。
5Gの無線方式としてNR方式を採用しており、周波数はサブ6GHz帯の3.5GHz帯である。
NR BandはFR1のn78として運用している。
米国(アメリカ)のMotorola Mobility製、韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製、中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)製のスマートフォンの一部が5Gに対応する。
同一の型番でもClaro Guatemalaのラインナップで正規に販売した個体以外は5Gを利用できない場合があることに留意しておきたい。
5Gの利用を希望する場合はClaro Guatemalaの取扱店で購入するよう案内している。
ポストペイドプランおよびプリペイドプランの両方で5Gを利用できる。
Telecomunicaciones de GuatemalaはメキシコのAmerica Movilの完全子会社で、America Movilが保有するClaroの商標を使用して携帯通信事業を展開する。
グアテマラには2社の移動体通信事業者が存在しており、Tigo Guatemalaとして携帯通信事業を展開するComunicaciones Celularesがグアテマラで最初に5Gを商用化した。
しかし、Comunicaciones Celularesの5Gはエリアがグアテマラ県の県都でグアテマラの首都も兼ねるグアテマラ市(グアテマラシティ)に限定されている。
Telecomunicaciones de Guatemalaはグアテマラで2番目に5Gを商用化したが、グアテマラ全土で5Gを整備した最初の移動体通信事業者で、商用化の時点では唯一の移動体通信事業者となっている。
グアテマラの2社の移動体通信事業者が5Gを商用化したため、グアテマラのすべての移動体通信事業者が5Gを導入したことになる。
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