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マカオにおける2022年5月の携帯電話加入件数が判明、1か月遅れで



マカオ特別行政区の政府機関で電気通信分野などの規制を管轄する郵電局(Direccao dos Servicos de Correios e Telecomunicacoes)はマカオ特別行政区における電気通信分野の統計資料を更新した。

2022年5月末時点の情報を公表しており、携帯電話サービスの加入件数は前年同期比1.84%減の1,230,786件である。

前月比では2021年8月から4か月連続で増加したが、2021年12月からは6か月連続で減少する結果となった。

マカオ特別行政区政府は四半期ごとにマカオ特別行政区の人口を発表しており、直近では2022年第1四半期末、すなわち2022年3月末時点の情報で約681,700人となっている。

加入件数と人口の集計対象時期には2か月の開きがあるが、おおよその携帯電話サービスの人口普及率は約180.55%となる。

なお、郵電局は原則として毎月下旬に前月末時点の情報を公表しているが、マカオ特別行政区で厳格な行動制限に伴う政府機関の業務の縮小が発生し、郵電局の業務にも影響を与えた。

本来は2022年7月下旬には2022年6月末時点の情報を公表するが、政府機関の業務の縮小が影響して約1か月の遅れで2022年5月末時点の情報を公表することになった。

加入件数は契約種別ごとの内訳も開示しており、第3世代移動通信システム(3G)のポストペイド回線は21,805件、3Gのプリペイド回線は7,516件、LTEのポストペイド回線は882,932件、LTEのプリペイド回線は318,533件である。

回線の定義は3Gはマカオ特別行政区でW-CDMA方式もしくはCDMA2000方式を利用できる回線、LTEがマカオ特別行政区でLTE方式とW-CDMA方式もしくはCDMA2000方式を利用できる回線となる。

3Gは世代の名称で、LTEは第4世代移動通信システム(4G)の無線方式の名称であるため、世代と無線方式で統一していないが、統計資料に記載通りの表記を採用している。

支払方式別の比率はポストペイド回線が904,737件で約73.51%、プリペイド回線が326,049件で約26.49%、通信別の比率は3Gが29,321件で約2.38%、LTEが1,201,465件で約97.62%となり、3Gは2022年5月中に3万件を下回った。

マカオ特別行政区ではCompanhia de Telecomunicacoes de Macau (澳門電訊:CTM)、Hutchison – Telephone (Macau) (和記電話(澳門))、SmarTone – Comunicacoes Moveis (數碼通流動通訊(澳門))、China Telecom (Macau) (中國電信(澳門))の4社が移動体通信事業者(MNO)として携帯通信事業を展開する。

電気通信分野の統計資料は4社の移動体通信事業者が集計の対象である。

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