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ソフトバンク向け業務用IP無線機と思われるA201SJが技適通過



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。

SoftBank Corp.向けと思われるSEIRYO ELECTRIC (西菱電機)製のLTE端末「A201SJ」が2022年6月27日付けでDSP Researchを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。

工事設計認証番号は003-220141となっている。

携帯通信網はLTE (FDD) B1/B3/B8, LTE (TDD) B41で認証を受けている。

A201SJは未発表端末の型番である。

工事設計認証で通過した携帯通信網の周波数や型番規則からSoftBank Corp.向けの端末と考えられる。

その他の詳細は工事設計認証で公開された情報からは特定できないが、SEIRYO ELECTRICは過去にSoftBank Corp.向けの業務用IP無線機を開発した実績を有するため、SoftBank Corp.向けの業務用IP無線機と推測できる。

SoftBank Corp.はSoftBankのブランドで携帯電話網を活用した業務用無線サービスを展開している。

SoftBankの業務用無線サービスの端末として複数の業務用IP無線機を取り扱う。

なお、業務用IP無線機の形状としては携帯電話に近いハンディ型と車両に搭載する車載型が存在する。

A201SJは工事設計認証で第3世代移動通信システム(3G)の無線方式であるW-CDMA方式では認証を受けておらず、W-CDMA方式には対応しないと推測できる。

SoftBank Corp.は2019年12月6日付けのプレスリリースを通じて2024年1月下旬に3Gを終了する計画を発表した。

日本国内では3Gの終了時期が確定したほか、業務用IP無線機は国際ローミングに非対応で、もはや3Gに対応する必要はないと判断したため、3Gに非対応で発売すると思われる。

これまでに製品化したSoftBank Corp.向けの業務用IP無線機は全機種が3Gに対応してきたため、SoftBank Corp.の業務用IP無線機としては初めて3Gに非対応となる見込みである。

SoftBank Corp.の型番規則から2022年度に販売を開始すると考えられる。

総務省

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