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日本版のXperia 5 IVと思われるソニー製スマホがFCC通過、Qi無線充電に対応か



Sony製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「PY7-93060R」が2022年8月18日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を通過した。

FCC IDはPY7-93060Rである。

携帯通信網はLTE (FDD) B4/B5/B12/B13/B17, LTE (TDD) B41, W-CDMA V, GSM 850/1900で認証を受けている。

Bluetooth、無線LAN、NFC、無線給電の周波数でも通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応し、周波数は2.4GHz帯と5GHz帯を利用できる。

PY7-93060Rは未発表端末で、FCCの認証では型番を記載しておらず、FCC IDをモデル名として扱っている。

IEEE 802.11axや無線給電に対応するため、ハイスペックなスマートフォンになると考えられる。

FCCでは仕様の一部を公開しており、本体(長さ×幅)のサイズは155.74×67.1mm、本体の対角線は165.78mm、ディスプレイの対角線は153.5mmで、ディスプレイの対角線はインチ換算で約6.043インチとなる。

本体のサイズはXperia 5 IIIの約157×68mmと近いため、Xperia 5 IIIの後継でXperia 5 IVとして製品化すると推測できる。

FCCで公表するディスプレイの対角線は四隅の丸みを考慮しているため、例えばXperia 1 IVの場合は公称値で約6.5インチとなるが、FCCでは約6.378インチに相当する162mmとして記載されている。

PY7-93060Rの公称値はXperia 5 IIIと同様に約6.1インチ程度になると推定している。

Xperia 5 IIIからはディスプレイのサイズは維持するが、狭額縁化などで本体のサイズはわずかに小型化する見込みである。

FCCでは無線給電の周波数で通過しているため、Qiに準拠した無線充電にも対応すると推測できる。

Xperia 1系列ではXperia 1 II以降で無線充電に対応したが、Xperia 5系列では無線充電に対応した実績がないため、Xperia 5 IVで初めて対応することになると思われる。

FCCで認証を受けた携帯通信網の周波数を考慮すると、日本版となることが有力である。

国際ローミング向けに対応する周波数の傾向からNTT DOCOMOもしくはKDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けと推測している。

携帯通信網の周波数の変更を除いて2022年8月1日付けでFCCを通過したPY7-58692Wと電気的に共通で、FCCの認証では免許不要帯域(アンライセンス帯域)の試験はPY7-58692Wのデータを活用したと案内しており、PY7-58692WもXperia 5 IVのひとつと考えられる。

FCCでは米国で利用できる周波数に限り認証するため、日本で利用できる周波数は確定できないことに留意しておきたい。

FCC

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