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日本版のGalaxy Z Flip4がFCC通過、型番はSC-54CとSCG17を掲載



韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SC-54C」が2022年8月18日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を通過した。

FCC IDはA3LSMF721JPNである。

携帯通信網はLTE (FDD) B4/B5/B12/B13/B26, LTE (TDD) B41, W-CDMA V, GSM 850/1900で認証を受けている。

Bluetooth、無線LAN、NFC、無線給電の周波数でも通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応しており、周波数は2.4GHz帯と5GHz帯を利用できる。

SC-54Cは未発表端末の型番である。

型番規則からNTT DOCOMO向けの第5世代移動通信システム(5G)に対応した端末と考えられる。

FCCの認証はSC-54Cのソフトウェアを適用して試験を実施したため、FCCの資料上はSC-54Cが基本モデルの扱いとなるが、追加モデルとしてSCG17の型番も掲載している。

SC-54CおよびSCG17は電気的に共通であるため、同一端末の扱いでFCCの認証を受けている。

SCG17は型番規則からKDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けの5Gに対応したスマートフォンと分かる。

FCC IDからGalaxy Z Flip4となることが確定しているため、SC-54CはNTT DOCOMOよりGalaxy Z Flip4 SC-54C、SCG17はKDDIおよびOkinawa Cellular TelephoneよりGalaxy Z Flip4 SCG17として発表されると考えられる。

ほかの認証ではRakuten Mobile (楽天モバイル)向けGalaxy Z Flip4と思われる型番も確認できているが、FCCの認証では掲載されていない。

また、FCCでは米国で利用できる周波数に限り認証を行うため、日本で利用できる周波数は基本的に特定できない場合が多いことに留意しておきたい。

Galaxy Z Flip4は折り畳めるフォルダブルディスプレイを搭載したフォルダブルスマートフォンとなる。

日本版の型番が存在するため、日本で発売することは決定的となっている。

SC-54CおよびSCG17は移動体通信事業者(MNO)の型番を適用しており、移動体通信事業者の製品として展開するため、日本では移動体通信事業者から正式に発表する予定である。

FCC

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