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ASUSがROG Phone 6DとROG Phone 6D Proを準備中、ASUS_AI2203が認証通過



台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)製のNR/LTE/W-CDMA/CDMA2000/GSM端末「ASUS_AI2203_A」および「ASUS_AI2203_B」が2022年8月19日付けで中国質量認証中心(China Quality Certification Center)の認証を通過した。

いずれも機器名称は第5世代移動通信システム(5G)に対応した携帯電話を意味する5G数字移動電話機で、5Gに対応したスマートフォンとなることが分かる。

最大出力が65Wの急速充電に対応している。

製造は中国のShenzhen Futaihong Precision Industrial (深圳富泰宏精密工業)の工場で行う。

Shenzhen Futaihong Precision Industrialは台湾のHon Hai Precision Industry (鴻海精密工業)の子会社で、Hon Hai Precision Industryが製造を受注し、工場を所有する中国の子会社が製造を担当することになる。

ASUS_AI2203_AおよびASUS_AI2203_Bは未発表端末の型番である。

すでに中国向けASUS Storeとなる華碩商城の供給者適合宣言に関するページには型番が掲載されている。

未発表のROG Phone 6DとともにASUS_AI2203_AおよびASUS_AI2203_Bの型番が登場した。

これまでに、ROG Phone 6とともにASUS_AI2201_AおよびASUS_AI2201_Bの型番が登場したが、詳細にはASUS_AI2201_AがROG Phone 6で、ASUS_AI2201_Bは上位版のROG Phone 6 Proとなる。

過去の事例も考慮すると、実際にはASUS_AI2203_AがROG Phone 6Dで、ASUS_AI2203_Bは上位版のROG Phone 6D Proと推測できる。

いずれも中国の認証を通過したため、少なくとも中国で販売することは決定的である。

ASUS_AI2201系列がROG Phone 6系列、ASUS_AI2203がROG Phone 6D系列となるが、相違点は判明していない。

製品名に付されたDの由来は確定していないが、Dimensityの頭文字などが簡単な予想のひとつとして考えられる。

中国では複数の携帯端末メーカーが一部のスマートフォンで米国(アメリカ)のQualcomm Technologiesが開発したチップセットを搭載したSnapdragon版と台湾のMediaTek (聯發科技)が開発したDimensity版を展開している。

ROG Phone 6系列はQualcomm Technologiesが開発したSnapdragon 8+ Gen 1 Mobile Platformを搭載するため、ROG Phone 6系列のDimensity版をROG Phone 6D系列として製品化することは十分に想定できる。

製品名からROG Phone 6系列の派生機種となることは確実である。

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