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楽天グループが協力するドイツの1&1 Mobilfunk、12月に商用化へ



ドイツの1&1の完全子会社で同国の1&1 Mobilfunkは2022年12月に第5世代移動通信システム(5G)を商用化することが分かった。

1&1の公式声明で言及しており、1&1 Mobilfunkは移動体通信事業者(MNO)として新規参入するためにオープン無線アクセスネットワーク(オープンRAN)の技術に基づく新しい携帯通信網の構築に取り組んでいるという。

2022年12月に商用化する計画で準備を進めており、まずは家庭向けの固定通信用途で商用化する。

携帯通信用途では2023年夏に商用化する予定である。

いずれも5Gを導入して商用化する計画で、通信速度は下り最大1Gbpsに達するという。

ベンダ側の問題で通信設備の供給に大幅な遅延が発生し、5Gの整備に大幅な遅延が発生することが確定しているが、商用化の時期は当初の予定から変更ない。

1&1 Mobilfunkはドイツの政府機関である連邦ネットワーク庁(Bundesnetzagentur:BNetzA)が2019年6月12日に終了した5Gオークション2019で5G向け周波数として2.1GHz帯および3.5GHz帯を取得し、移動体通信事業者として新規参入することが決定した。

なお、連邦ネットワーク庁は2.1GHz帯を2GHz帯、3.5GHz帯を3.6GHz帯と呼称するが、それぞれ世界的には2.1GHz帯、3.5GHz帯と呼称することが一般的であるため、一般的な呼称で表記している。

3.5GHz帯は認定後すぐに使用を開始できるが、2.1GHz帯は2026年1月1日から使用できるため、まずは3.5GHz帯で5Gを整備することになる。

当面は2.1GHz帯を使用できない事情を考慮して、ドイツの移動体通信事業者であるTelefonica Germanyから2.6GHz帯を借用することでも合意しており、2025年12月31日までは2.6GHz帯も使用できる。

2.6GHz帯は商用化から約3年間の期間限定で使用できることになるため、基本的には1&1 Mobilfunkが取得した周波数を中心に5Gを整備すると思われる。

1&1 Mobilfunkの5Gの整備にはRakuten Group (楽天グループ)が協力している。

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