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電気興業、NTTドコモに5G無線装置を納入開始



DKK (電気興業)はNTT DOCOMOに第5世代移動通信システム(5G)の基地局を構成する無線装置の納入を開始したと発表した。

NTT DOCOMOが構築する5G向けに3.4GHz帯の周波数に対応したマクロセル用の無線装置を開発したという。

小型化、軽量化、低消費電力化を実現したと説明している。

無線装置と制御装置との通信を担うフロントホールのインタフェースにはO-RAN Allianceで策定したO-RANフロントホール仕様を採用しており、O-RANフロントホール仕様に準拠した異なるベンダの制御装置と接続できる。

これまで、DKKは主に基地局を構成する通信設備としてはアンテナをNTT DOCOMOに供給した実績がある。

ただ、無線装置を供給した実績はないため、DKKとしては初めてNTT DOCOMO向けに無線装置を出荷することになった。

NTT DOCOMOに無線装置の納入を実現した実績をもとに、DKKは2019年に設立したワイヤレス研究所における研究開発の成果を生かして、無線装置市場へ本格参入する意向を示した。

すでにDKKが開発した無線装置を組み合わせた基地局装置はNTT DOCOMOが認証取扱業者として電波法に基づく工事設計認証を取得しており、DKKのメーカー略号はDKとなっている。

DKKが発表した通りに周波数は3.4GHz帯に対応している。

詳細な周波数範囲と帯域幅は3440~3480MHzの40MHz幅もしくは3440~3520MHzの80MHz幅で動作する。

5Gの無線方式はNR方式に対応しており、NR BandはFR1のn78となる。

工事設計認証の情報を参照すると、NTT DOCOMOは3.4GHz帯に対応した5Gの無線装置は少なくともDKKおよび韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)から調達することが確定している。

DKK

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