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Galaxy Z Flip4とGalaxy Z Fold4が技適を再通過、n3とn257で帯域幅を追加



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。

韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SC-54C」が2022年10月11日、「SC-55C」が2022年10月13日、「SCG16」、「SCG17」、「SM-F721C」が2022年10月25日付けでTUV Rheinland Japanを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得している。

SC-54C、SCG17、SM-F721CはGalaxy Z Flip4の型番で、それぞれNTT DOCOMO、KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)、Rakuten Mobile (楽天モバイル)向けとなる。

SC-55CとSCG16はGalaxy Z Fold4の型番で、それぞれNTT DOCOMOとKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けに該当する。

いずれも販売を開始しており、過去に工事設計認証を通過した実績があるため、工事設計認証は再通過となった。

再通過では携帯通信網の一部の周波数に限り認証を実施し、NR (FR1, FDD) n1/n3/n28, NR (FR2, TDD) n257で認証を受けた。

すべて過去に工事設計認証を通過したNR Bandであるが、動作する1搬送波あたりの帯域幅を追加している。

過去にn1は5MHz幅、10MHz幅、15MHz幅、20MHz幅、n3は20MHz幅、n28は5MHz幅および10MHz幅、n257は100MHz幅および200MHz幅で工事設計認証を通過した。

再通過ではn3で15MHz幅、n257では300MHz幅および400MHz幅を追加したことを確認できる。

n3は日本の携帯電話事業者ではKDDIおよびSoftBank Corp.が導入しており、KDDIは20MHz幅、SoftBank Corp.は15MHz幅で運用する。

15MHz幅を追加したことで電波法上はSoftBank Corp.のn3も利用が可能となった。

n257は日本のすべての携帯電話事業者が1搬送波あたり100MHz幅で運用しており、キャリアアグリゲーション(CA)を適用して最大400MHz幅で同時通信することになる。

そのため、n257は一般的な使用上では帯域幅の追加に伴う変化は特にない。

総務省

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