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シャープ製の5G端末SH-DL01が技適通過



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電波法に基づく技術基準適合証明や工事設計認証などを受けた機器の情報を更新した。

SHARP製のNR/LTE/W-CDMA端末「SH-DL01 [003-210011]」が2022年12月16日付けでTACOYAKIを通じて工事設計認証を取得したことが分かった。

工事設計認証番号は020-220265となっている。

携帯通信網はNR (FR1, TDD) n77/n78/n79, LTE (FDD) B1/B3/B8/B18/ B19/B26/B28, LTE (TDD) B42で工事設計認証を受けている。

SH-DL01 [003-210011]は未発表端末の型番である。

第5世代移動通信システム(5G)のNR方式は総務省が5G向けに割当した周波数に限り対応している。

詳細としてはn78が3600~3800MHz、n77が3600~4100MHz、n79が4500~4900MHzで動作することになる。

003-210011は台湾のCompal Electronics (仁宝電脳工業)製のRXM-G1の工事設計認証番号となる。

RXM-G1は5Gに対応した通信モジュールで、DSP Researchを通じて工事設計認証を受けている。

通信モデムは米国(アメリカ)のQualcommの完全子会社で同国のQualcomm Technologiesが開発したQualcomm Snapdragon X55 5G Modem-RF Systemを搭載する。

NTT DOCOMOの携帯通信網でIOTを完了している。

SH-DL01の詳細は判明していないが、機器名称にRXM-G1の工事設計認証番号を付しているため、通信モジュールとしてRXM-G1を搭載した端末になると考えられる。

総務省

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