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NTTドコモ向けの3.7GHz帯と4.5GHz帯のサムスン電子製5G基地局が技適通過



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電波法に基づく技術基準適合証明や工事設計認証などを受けた機器の情報を更新した。

NTT DOCOMOがTelecom Engineering Center (TELEC)を通じて2022年12月27日付けで基地局「BS3201形BDEEX(F)BS4001形37L4CRRU(SS)-3.7G基地局装置」、「BS3201形BDEEX(F)BS4001形45L4CRRU(SS)-4.5G基地局装置」、「BS4001形BDEEX(N)BS4001形37L4CRRU(SS)-3.7G基地局装置」、「BS3201形BDEEX(N)BS4001形45L4CRRU(SS)-4.5G基地局装置」の工事設計認証を取得したことが分かった。

いずれも特定無線設備の種別は証明規則第2条第11号の29に規定する特定無線設備で、TD-5G-NR(Sub6)用基地局に該当する。

申請者がNTT DOCOMOであるため、NTT DOCOMOの第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応した基地局となる。

機器名称から無線装置のベンダは韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)と判断できる。

3.7G基地局装置は3.7GHz帯、4.5G基地局装置は4.5GHz帯に対応している。

NR Bandは3.7GHz帯をFR1のn78、4.5GHz帯をFR1のn79として運用することになる。

3.7GHz帯および4.5GHz帯はNTT DOCOMOが総務省より第5世代移動通信システムの導入のための特定基地局の開設計画の認定に伴い割当を受けた5G向け周波数となる。

これまで、Samsung Electronicsは第4世代移動通信システムの導入のための特定基地局の開設計画および第4世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画の認定に伴い割当を受けた4G向け周波数で動作する5Gの基地局をNTT DOCOMOに納入してきた。

しかし、5G向け周波数で動作する5Gの基地局もNTT DOCOMOに納入することが決定しており、工事設計認証を取得した。

Samsung Electronicsが納入する3.7GHz帯および4.5GHz帯に対応した無線装置はマクロセル向けの張出し無線装置(Regular power Radio Unit:RRU)であるため、高出力でも運用できる。

工事設計認証の取得を完了したため、商用環境で順次配備すると思われる。

総務省

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