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携帯電話事業者各社の各周波数の5G人口カバー率が判明



日本の携帯電話事業者が整備する第5世代移動通信システム(5G)に関して周波数別の人口カバー率が判明した。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が2023年2月9日に開催した5Gビジネスデザインワーキンググループ(第3回)の配布資料を公開しており、移動体通信事業者(MNO)として携帯通信事業を行う携帯電話事業者各社の周波数別の5Gの整備状況を掲載している。

なお、数値は2022年3月時点の情報となる。

5Gの人口カバー率はNTT DOCOMOの3.4GHz帯および3.5GHz帯が0.0%、3.7GHz帯が15.4%、4.5GHz帯が31.8%、28GHz帯が0.0%である。

KDDIの700MHz帯が55.5%、1.7GHz帯が0.0%、3.5GHz帯が30.1%、3.7GHz帯が2.4%、4.0GHz帯が0.0%、28GHz帯が0.0%である。

SoftBank Corp.の700MHz帯が90.7%、1.7GHz帯が83.9%、3.4GHz帯が52.8%、3.7GHz帯が14.3%、28GHz帯が0.0%である。

Rakuten Mobile (楽天モバイル)の3.7GHz帯が12.6%、28GHz帯が0.0%である。

周波数別のトラヒック量も公表しており、第3世代移動通信システム(3G)もしくは第4世代移動通信システム(4G)向け周波数である700MHz帯から3.5GHz帯、サブ6GHz帯(Sub6)の5G向け周波数である3.7GHz帯から4.5GHz帯、ミリ波(mmWave)の5G向け周波数である28GHz帯に分けて占有率を掲載している。

700MHz帯から3.5GHz帯が37.1%、3.7GHz帯から4.5GHz帯が62.6%、28GHz帯が0.2%となっている。

28GHz帯は各社とも人口カバー率が0.0%で、トラヒック量は1%を下回る。

各社とも5Gの無線方式はNR方式を導入した。

NR Bandは700MHz帯がFR1のn28、1.7GHz帯がFR1のn3、28GHz帯がFR2のn257で共通している。

ほかにNTT DOCOMOの3.4GHz帯、3.5GHz帯、3.7GHz帯がFR1のn78、4.5GHz帯がFR1のn79、KDDIの3.5GHz帯および3.7GHz帯がn78と一部でFR1のn77、4.0GHz帯がn77、SoftBank Corp.の3.4GHz帯がn77と一部でn78、3.7GHz帯がn77、Rakuten Mobileの3.7GHz帯がn77となる。

総務省

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