オープンマーケット版と思われるGalaxy S23 Ultraの国内対応バンドが判明
- 2023年05月03日
- Android関連
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電波法に基づく技術基準適合証明などを受けた機器の情報を更新した。
韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SM-S918Q」が2023年3月30日付けでTUV Rheinland Japanを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。
工事設計認証番号は005-103277である。
携帯通信網はNR (FR1, FDD) n1/n3/n28, NR (FR1, TDD) n41/n77/n78/n79, NR (FR2, TDD) n257, LTE (FDD) B1/B3/B8/B18/ B19/B21/B26/B28, LTE (TDD) B41/B42で工事設計認証を受けた。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。
無線LANの周波数は2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯を利用できる。
SM-S918Qは未発表端末の型番である。
日本の認証である工事設計認証を取得したため、日本向けであることは確実となっている。
型番規則から日本のオープンマーケット版のGalaxy S23 Ultraと考えられる。
基本的に工事設計認証で通過した周波数を日本国内で利用できる。
総務省で工事設計認証の情報が公開されたため、ハードウェアの仕様として実装した日本国内で利用できる周波数が判明したことになる。
一部の周波数はソフトウェアのアップデートを適用して有効化する場合があることに留意しておきたい。
過去には認証を取得後に製品化を中止した事例もあるが、少なくとも工事設計認証を取得した段階ではSamsung Electronicsの日本法人であるSamsung Electronics Japan (サムスン電子ジャパン)はオープンマーケット版のGalaxy S23 Ultraを発売するために準備していると思われる。
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