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NTTドコモ版とau版のGalaxy S23シリーズはn1にも対応、技適で確認



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電波法に基づく技術基準適合証明などを受けた機器の情報を更新した。

韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SC-51D」および「SC-52D」が2023年1月4日と2023年1月24日、「SCG19」および「SCG20」が2023年1月10日と2023年1月26日付けでTUV Rheinland Japanを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことを掲載している。

工事設計認証は2回ずつ受けており、工事設計認証番号はSC-51Dが005-103193、SC-52Dが005-103194、SCG19が005-103210、SCG20が005-103211である。

いずれも携帯通信網はNR (FR1, FDD) n1/n3/n28, NR (FR1, TDD) n41/n77/n78/n79, NR (FR2, TDD) n257, LTE (FDD) B1/B3/B8/B18/ B19/B21/B26/B28, LTE (TDD) B41/B42で工事設計認証を受けている。

Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。

なお、無線LANは2.4Ghz帯、5Ghz帯、6GHz帯を利用できる。

SC-51DはGalaxy S23 SC-51D、SC-52DはGalaxy S23 Ultra SC-52DとしてNTT DOCOMOより、SCG19はGalaxy S23 SCG19、SCG20はGalaxy S23 Ultra SCG20としてauのラインナップ向けにKDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)より発表されている。

いずれも公式の仕様表にn1は記載していないが、n1でも工事設計認証を受けたため、ハードウェアとしてはn1を実装していることが分かる。

NTT DOCOMO、KDDI、Okinawa Cellular Telephone Companyは2GHz帯を保有しており、将来的には2GHz帯でも第5世代移動通信システム(5G)のNR方式を導入すると考えられる。

2GHz帯でNR方式を導入する場合はn1として運用することになる。

各社がn1を導入する時期に合わせてソフトウェアのアップデートを実施してn1に対応すると思われる。

総務省

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