NTT東日本、インテックス大阪でローカル5Gを整備
- 2023年09月09日
- Local 5G
NIPPON TELEGRAPH AND TELEPHONE EAST CORPORATION (東日本電信電話:NTT東日本)は大阪府大阪市住之江区に所在する国際見本市会場でローカル5Gを整備することが分かった。
NTT東日本は大阪市住之江区でローカル5Gの基地局の無線局免許を取得しており、総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の近畿総合通信局が発表したほか、総務省が運営する電波利用ホームページでも確認できる。
NTT東日本は2023年9月4日付けで1局のローカル5Gの基地局の無線局免許を取得した。
周波数はサブ6GHz帯(Sub6)の4.7GHz帯である。
4700~4800MHzの搬送波と4800~4900MHzの搬送波を運用できるため、技術上は2搬送波でキャリアアグリゲーション(CA)も実装できる。
ローカル5Gでは無線方式として第5世代移動通信システム(5G)のNR方式を導入することになる。
NR BandはFR1のn79として運用する。
近畿総合通信局はインテックス大阪にローカル5Gの基地局を開設することを公表している。
そのため、インテックス大阪の愛称で知られる国際見本市会場でローカル5Gを整備することが分かる。
NIPPON TELEGRAPH AND TELEPHONE CORPORATION (日本電信電話:NTT)の完全子会社であるNTT東日本とNIPPON TELEGRAPH AND TELEPHONE WEST CORPORATION (西日本電信電話:NTT西日本)はそれぞれ東日本と西日本で電気通信事業を行う。
西日本である大阪府内では基本的にNTT西日本が電気通信事業を行うが、西日本でもNTT東日本のローカル5Gサービスを採用する事業体がローカル5Gを導入する場合はNTT東日本が免許人としてローカル5Gの無線局免許を取得している。
これまでに、NTT東日本は西日本では2023年4月19日に大阪府高槻市でローカル5Gの基地局の無線局免許を取得したことも分かっている。
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