米Apple、中国でeSIM対応版のiPad(第十代)を発表
- 2023年10月18日
- Apple関連
米国(アメリカ)のAppleはNR/LTE/W-CDMA端末「iPad(第十代) (A3162)」を中国向けに発表した。
内蔵式のeSIMに対応したタブレットである。
iPad(第十代)は日本国内ではiPad(第10世代)として展開しており、2022年10月26日に日本、中国、米国を含めた28の国と地域で販売を開始している。
携帯通信網に対応したWi-Fi + Cellularモデルと携帯通信網に対応していないWi-Fiモデルを用意する。
2022年10月26日に中国で発売した型番はWi-Fi + CellularモデルがA2777、Wi-FiモデルがA2696である。
これまで、中国ではWi-Fi + CellularモデルはA2777を展開してきたが、新たにA3162を発売することになった。
A3162は2023年10月19日の9時(中国標準時)より予約を受け付け、2023年10月25日に販売を開始する。
A2777ではNano SIM (4FF)に限り利用できたが、A3162はNano SIM (4FF)に加えてeSIMにも対応している。
ハードウェアとしてはSIM以外の仕様は共通である。
中国の移動体通信事業者(MNO)としてはChina United Network Communications (中国聯合網絡通信)でeSIMを利用できる。
なお、日本では2022年10月26日からeSIMに対応したA2757を販売している。
内蔵ストレージの容量は64GBと256GBである。
価格には変更なく、64GBのモデルが3,599人民元(約74,000円)、256GBのモデルが4,799人民元(約98,000円)に設定されている。
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