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TSMC子会社の熊本工場、ローカル5G免許を追加取得



Japan Advanced Semiconductor Manufacturingはローカル5Gの基地局の無線局免許を追加で取得したことが分かった。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運用する電波利用ホームページで確認できる。

Japan Advanced Semiconductor Manufacturingは新たに2023年10月26日付けで17局の無線局免許を取得した。

いずれも無線局の種別は基地局で、無線局の目的は一般業務用となっている。

周波数は15局が4700~4800MHzの1搬送波、2局が4700~4800MHzと4800~4900MHzの2搬送波で運用できる。

総務省がローカル5G向けに割当した周波数であるため、ローカル5Gの基地局の無線局免許と分かる。

すべて送受信所は熊本県菊池郡菊陽町で、菊陽町でローカル5Gの基地局を開設することになる。

ローカル5Gでは無線方式として第5世代移動通信システム(5G)のNR方式を導入できる。

NR BandはFR1のn79として運用する。

2搬送波で運用する基地局では技術的にはキャリアアグリゲーション(CA)の実装と通信速度の高速化が可能である。

Japan Advanced Semiconductor Manufacturingは台湾のTaiwan Semiconductor Manufacturing Company (台湾積体電路製造:TSMC)の子会社である。

これまでに、ローカル5Gの基地局の無線局免許を取得した実績があり、2023年9月29日には5局のローカル5Gの基地局の無線局免許を取得した。

Japan Advanced Semiconductor Manufacturingが取得したローカル5Gの基地局の無線局免許は合計で22局となった。

菊陽町では半導体を製造する工場の建設を進めている。

半導体を製造する工場で大規模にローカル5Gを導入するために多くのローカル5Gの基地局の無線局免許を取得したと思われる。

総務省

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