Galaxy Z Flip5の日本向けSIMフリーモデルがBluetooth認証を通過
- 2023年11月10日
- Android関連
韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SM-F731Q」が2023年9月5日付けでBluetooth SIGの認証を取得したことが分かった。
Bluetoothモジュールのバージョンは5.3となっている。
SM-F731Qは未発表端末の型番である。
これまでに、認証としてはBluetooth SIGのほかに、電波法に基づく工事設計認証を受けたことも判明している。
日本の認証である電波法に基づく工事設計認証を受けたことから、日本向けであることは確実となっている。
型番規則からも分かることであるが、Bluetooth SIGの認証では製品名をGalaxy Z Flip5と記載しているため、Galaxy Z Flip5の型番のひとつとなる。
型番の末尾がQの場合は基本的に日本の公開市場(オープンマーケット)向けのモデルに該当する。
そのため、日本のオープンマーケット向けに展開するGalaxy Z Flip5の型番と考えられる。
Samsung Electronicsの日本法人であるSamsung Electronics Japan (サムスン電子ジャパン)は日本でSamsungオンラインショップを開設してオープンマーケット向けのスマートフォンをSIMフリーモデルとして展開しているため、Galaxy Z Flip5のSIMフリーモデルとしてSamsungオンラインショップで販売する計画と思われる。
なお、日本では2021年10月1日以降に新たに発売したスマートフォンを含めた携帯電話端末は正当な理由がない限りSIMロックの設定を行わずに販売することを義務付けており、移動体通信事業者(MNO)が取り扱うモデルもSIMロックフリーであるが、Samsung Electronicsを含めた日本に参入する多くの携帯端末メーカーはオープンマーケット向けのスマートフォンをSIMフリーモデルやSIMフリースマートフォンと呼称している。
SIMフリーモデルやSIMフリースマートフォンはSIMロックフリーのスマートフォンと同義ではないことに留意しておきたい。
Samsung Electronicsは日本でGalaxy Z Flip5のSIMフリーモデルを発売するために認証の取得など準備を進めていると考えられる。
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