FCNT製スマホのソフトウェアアップデートを再開
- 2023年11月13日
- docomo-総合
FCNT LLC (FCNT合同会社)はNTT DOCOMO向けのスマートフォン「arrows We F-51B」に対してOSのバージョンアップの提供を開始したと発表した。
2023年11月13日よりソフトウェアのアップデートを提供しており、ソフトウェアのアップデートに伴いOSのバージョンをAndroid 13にバージョンアップする。
OSのバージョンアップと同時に各種改善および機能追加も実施している。
arrows We F-51Bは大和管財が旧社名のFCNT LIMITED (FCNT株式会社)の時期に開発およびNTT DOCOMOに納入したスマートフォンである。
大和管財は2023年5月30日付けで東京地方裁判所に民事再生手続き開始の申立てを行い、2023年5月30日以降に速やかに一部を除く事業を停止した。
停止した事業にはプロダクト事業の携帯端末の修理およびアフターサービス事業も含まれたため、スマートフォンを含めた携帯端末のソフトウェアのアップデートも停止を余儀なくされた。
2023年9月29日には香港特別行政区のLenovo Group (聯想集団)が設立したFCNT LLCが大和管財からプロダクト事業およびサービス事業を承継しており、2023年10月1日よりFCNT LLCが事業会社として事業を開始している。
FCNT LLCは2023年9月29日の時点でソフトウェアのアップデートは順次再開する予定で、詳細は改めて案内すると発表していた。
最終的に2023年11月13日よりソフトウェアのアップデートを再開することになった。
FCNT LIMITEDの時期に開発したスマートフォンとしては2023年5月23日にソフトウェアのアップデートの提供を開始したKDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)向けのarrows We FCG01以来で、半年弱ぶりのソフトウェアのアップデートとなる。
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