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ブラジルでn79を導入へ、米州初の事例に



ブラジルで携帯通信向けに4.8GHz帯から4.9GHz帯の周波数を割当することが分かった。

ブラジルの政府機関で電気通信分野などの規制を司る電気通信庁(Agencia Nacional de Telecomunicacoes:Anatel)の理事会は携帯通信向けに4.8GHz帯から4.9GHz帯を割当する計画を承認したという。

4.8GHz帯から4.9GHz帯では4830~4950MHzの120MHz幅をTDDで携帯通信向けに割当する。

なお、電気通信庁は4830~4950MHzを4.9GHz帯と呼称している。

4.8GHz帯から4.9GHz帯では第5世代移動通信システム(5G)の導入を認める方向である。

5Gの無線方式としてNR方式を導入する場合はNR BandがFR1のn79となる。

これまでに、北米(北アメリカ)、中南米(ラテンアメリカ)、カリブ地域を含めた米州(アメリカ州)の国および地域でn79の周波数範囲を携帯通信向けに割当した事例はない。

そのため、米州ではブラジルで初めてn79の周波数範囲を携帯通信向けに割当することになる。

周波数を割当する時期および方法は確定次第発表する予定である。

私用および試験用途を除いて商用の携帯通信向けにn79の周波数範囲を割当した事例はアジアの国および地域に限られている。

日本、中国、香港特別行政区、マカオ特別行政区でn79の周波数範囲を携帯通信向けに割当しており、日本で1社、中国で2社、香港特別行政区で3社、マカオ特別行政区で2社が割当を受けている。

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