シャープ、インドネシアでAQUOS sense8 (SH-M26ID)を発売へ
- 2023年12月07日
- Android関連
SHARP CORPORATION製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SH-M26ID」がインドネシアの政府機関である工業省(Ministry of Industry)の認証を通過した。
工業省が規定した国産品優先政策に基づく国産化率に係る認証を取得している。
製品の分類はスマートフォンで、国産化率は35.58%である。
申請者はSHARP CORPORATIONのインドネシア法人であるSharp Electronics Indonesiaとなっている。
通信方式はNR/LTE/W-CDMA/GSM方式を利用できる。
SH-M26IDは未発表端末の型番である。
SHARP CORPORATIONの型番規則からインドネシア向けのAQUOS sense8と推測できる。
これまでに、SHARP CORPORATIONは日本および台湾でAQUOS sense8を発売しており、型番は日本の公開市場(オープンマーケット)向けがSH-M26、台湾向けがSH-M26TWとなる。
そのため、SH-M26IDは順当にインドネシア向けのAQUOS sense8の型番と考えられる。
Sharp Electronics IndonesiaがAQUOS sense8 (SH-M26ID)としてインドネシア向けに発表すると思われる。
なお、インドネシアでは製造業の発展を目的に国産品優先政策を掲げている。
インドネシアで販売する特定の商品には品目に応じて国産化率の要件を設定しており、実質的に一定の割合で部品などに国産品を用いることを義務化している。
国産化率の要件は見直しを行い、2022年4月18日以降は第4世代移動通信システム(4G)もしくは第5世代移動通信システム(5G)の機能を有する携帯端末では国産化率の要件を30%から35%に引き上げた。
SH-M26IDは5Gの機能を有する携帯端末に該当するため、35%以上が国産化率の要件となる。
工業省の認証では国産化率を35.58%と判定しており、インドネシアで販売するための基準を満たすことが分かる。
発売時期などの詳細はSharp Electronics Indonesiaから発表することになる。
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