台湾の亞太電信、直営店の営業を終了
- 2023年12月14日
- 海外携帯電話
台湾の移動体通信事業者(MNO)でGtとして携帯通信事業を行うAsia Pacific Telecom (亞太電信)は直営店の営業を終了した。
Asia Pacific Telecomは2023年12月15日を効力発生日として台湾の移動体通信事業者であるFar EasTone Telecommunications (遠傳電信:FET)と合併することが決定している。
Far EasTone Telecommunicationsを存続会社、Asia Pacific Telecomを消滅会社とする吸収合併を行うため、合併の効力が発生する2023年12月15日の0時(国家標準時間)をもってAsia Pacific Telecomは消滅する。
Asia Pacific Telecomは合併に向けて段階的に直営店を閉鎖してきた。
2023年12月14日の時点では17店舗の直営店が営業を継続していたが、いずれも2023年12月14日が最終営業日である。
最も閉店時間が遅い直営店は2023年12月14日の21時(同)まで営業していたため、2023年12月14日の21時(同)をもってAsia Pacific Telecomの直営店は全店舗が営業を終了したことになる。
一部の手続きはAsia Pacific Telecomの公式ウェブサイトでも受け付けるが、Far EasTone Telecommunicationsのシステムに統合するための作業を2023年12月15日の0時(同)から同日の9時(同)まで行う。
2023年12月15日の9時(同)からはFar EasTone Telecommunicationsとして手続きの受け付けを再開する。
Asia Pacific Telecomの加入者は2023年12月15日の0時(同)より自動でFar EasTone Telecommunicationsの加入者に移行するが、SIMカードの変更が必要となる。
当面はAsia Pacific Telecomが発行したSIMカードを利用できるため、すぐにSIMカードを交換する必要はない。
SIMカードの交換が必要な加入者にはFar EasTone Telecommunicationsから順次案内する予定である。
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