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ソフトバンク傘下のWireless City Planning、5G基地局を開設



SoftBank Corp.の連結子会社であるWireless City Planningは第5世代移動通信システム(5G)の基地局を開設したことが分かった。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が電波法(昭和24年法律第131号)第26条の2第2項の規定に基づき公表した令和5年度携帯電話及び全国BWAに係る電波の利用状況調査の調査結果の概要で判明している。

2023年3月31日時点で移動体通信事業者(MNO)が開設した携帯電話と広帯域移動無線アクセスシステム(全国BWA)の基地局を対象に総務省が調査した結果となる。

Wireless City Planningは全国BWAの周波数として2.5Ghz帯の割当を受けている。

日本全国で高度化BWAの基地局を開設しているが、5Gの基地局も開設した模様である。

なお、高度化BWAでは第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と高度な互換を確保したAXGP方式を採用した。

5Gの基地局は調査結果では総務省の関東総合通信局管内で2局、近畿総合通信局管内で1局、合計で3局を開設している。

導入技術状況は関東総合通信局管内の2局が下りの4×4 MIMOおよび256QAM、上りの64QAM、近畿総合通信局管内の1局が下りの2×2 MIMOおよび256QAM、上りの64QAMとなっている。

総務省が運用する電波利用ホームページを参照すると、Wireless City Planningは2023年3月31日までに3局の個別免許を取得していた。

3局とも2022年10月1日付けで取得しており、送受信所は1局が滋賀県蒲生郡日野町、2局が東京都港区であることを確認できた。

滋賀県は近畿総合通信局管内、東京都は関東総合通信局管内であるため、個別免許が5Gの基地局の無線局免許と推測できる。

いずれも中心周波数は2565MHzで、帯域幅は20MHz幅である。

しかし、蒲生郡日野町の個別免許は削除されたほか、千葉県市川市で個別免許を2024年1月12日付けで取得したことも判明している。

蒲生郡日野町で開設した5Gの基地局は廃止しており、新たに市川市で5Gの基地局を開設したと思われる。

総務省

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