シャープ製の未発表スマホがFCC通過、シニア向けスマホの新機種か
- 2024年02月28日
- KDDI-SHARP, SoftBank-SHARP
SHARP CORPORATION製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「HRO00329」が2024年2月27日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)の認証を通過した。
FCC IDはAPYHRO00329である。
携帯通信網はLTE (FDD) B2/B5/B12/B17, LTE (TDD) B38/B41, W-CDMA II/V, GSM 850/1900で認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しており、周波数は2.4GHz帯と5GHz帯を利用できる。
HRO00329は未発表端末のFCC IDである。
連邦通信委員会の認証では型番を記載しておらず、FCC IDを型番に代わる機器名称として使用している。
電池パックの型番はUBATIA310AFN2であることを開示しており、電池パックの容量は4000mAhとなる。
KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)向けのBASIO active (SHG09)やSoftBank Corp.向けのシンプルスマホ6 (A201SH)と共通の電池パックを採用することになる。
米国の政府機関である連邦通信委員会では米国で利用できる周波数に限り認証を行う。
連邦通信委員会の認証で受ける国際ローミング向けの周波数から販売元の移動体通信事業者(MNO)を推測できる場合もあるが、HRO00329はKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone CompanyとSoftBank Corp.いずれも想定できる。
BASIO active (SHG09)もしくはシンプルスマホ6 (A201SH)の後継機種として製品化すると思われる。
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