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サウジアラビアのstcがOpen RANを商用で導入へ、Mavenir Systemsを採用



サウジアラビア(KSA)の移動体通信事業者(MNO)でstcとして携帯通信事業を行うSaudi Telecom CompanyはOpen RANを商用で導入することが分かった。

Saudi Telecom Companyの連結子会社でサウジアラビアのsolutions by stcとして事業を行うArabian Internet and Communications Services Companyは米国(アメリカ)のMavenir SystemsとOpen RANの導入に関する契約を締結したという。

Arabian Internet and Communications Services CompanyおよびMavenir Systemsは2024年中にSaudi Telecom Companyが商用でOpen RANを導入できるよう協力する。

Mavenir SystemsはOpen RANに対応したハードウェアとソフトウェアの両方を供給する予定である。

Mavenir Systemsが供給するハードウェアには第4世代移動通信システム(4G)のアンテナ分離型無線装置および第5世代移動通信システム(5G)のMassive MIMO (大規模MIMO)に対応したアンテナ一体型無線装置、ソフトウェアには集約装置および分散装置のソフトウェアを含めたクラウドネイティブのMavenir Webscale Platform (MWP)が含まれる。

Arabian Internet and Communications Services CompanyおよびMavenir Systemsは両社の知見を生かしてOpen RANに対応した無線アクセスネットワーク(RAN)をSaudi Telecom Companyの既存のRANと統合する。

Saudi Telecom CompanyとMavenir Systemsは2022年にOpen RANを試験的に展開したが、本格的な展開には至らず、2024年から商用で本格的に展開することになる。

サウジアラビアの移動体通信事業者は商用でOpen RANを導入しておらず、Saudi Telecom Companyがサウジアラビアの移動体通信事業者としては初めてOpen RANを商用で導入する見込みである。

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