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ベトナム当局が3月に5G周波数を割当、東南アジア初のn77も



ベトナムの政府機関で電気通信分野などの規制を司る情報通信省(Ministry of Information and Communications:MIC)の傘下機関である無線周波数管理局(Authority of Radio Frequency Management:ARFM)は2024年3月に携帯通信用の周波数の割当を実施すると発表した。

対象の周波数はB1、C2、C3で、3回に分けて周波数の割当を行う。

いずれも無線周波数管理局で周波数オークションを開催して割当することが決定しており、開始日時はそれぞれ2024年3月8日の14時、2024年3月19日の14時、2024年3月14日の14時となっている。

表記の時間はすべてインドシナ時間である。

B1は周波数範囲が2500~2600MHzで、第4世代移動通信システム(4G)以降の無線方式の導入を認めており、事実上の4Gおよび第5世代移動通信システム(5G)向け周波数となる。

バンド番号は4GのLTE方式を導入する場合はBand 41、5GのNR方式を導入する場合はFR1のn41として運用することになる。

開始価格は3,983,257,500,000ベトナムドン(約243億2,559万円)に設定している。

C2は周波数範囲が3700~3800MHz、C3は周波数範囲が3800~3900MHzで、いずれも5G以降の無線方式の導入を認めており、事実上の5G向け周波数となっている。

NR方式の導入を想定しており、バンド番号はC2がFR1のn77もしくはn78、C3がn77となる。

東南アジアではn77として運用する実績がないため、C3の割当に成功した場合は東南アジアで最初のn77となる見込みである。

開始価格はいずれも1,956,892,500,000ベトナムドン(約119億5,050万円)に設定している。

B1、C3、C2の順に周波数の割当を行い、B1とC3で周波数を取得した場合はC2を取得できない。

ベトナムの移動体通信事業者(MNO)は試験用の免許に基づき5Gを展開しており、加入者に5Gの利用を認めているが、事実上の5G向け周波数の割当後に5Gを正式に商用化することになる。

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